Kenyu日記
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| 2003年09月18日(木) |
グレングールドドキュメンタリー映画 |
昨日深夜ピアニストのグレングールドのドキュメンタリー映画をやっていました。 バッハのレコーディングをたくさん残しているアーティストですが、彼のレコーディング風景を映画にしたものでした。 1959年の映画ですが、あえて白黒で脚色もなく、彼のアーティストとしての姿勢がうまく描かれていて大変面白かったです。
レコーディングのコントロールルームでディレクターやエンジニアが作業しているシーンはほんとにそのままでした。 アーティストが一生懸命演奏しているときも冗談をいったり、肩をマッサージしたり…。 そうなんですよね。 僕はディレクターもミュージシャンも両方やっているのでよくわかるんですが、最後の責任をとるのはアーティストなんですよね。 だから、アーティストはレコーディングの最中は一瞬たりとも気が抜けないのです。 でもディレクターは役割が違うので一歩引いたところで、少し気を抜いたところもあっていいわけなんです。
しかし、バッハのイタリア組曲を十数テイクも録音しては聴き、「今のはテンポがゆれている」、「ここはめりはりがなかった」、etc全く妥協せず最高のものを求める姿は求道者のようです。 3日かけてやっと最高のものができたときは、スタッフみんなすばらしい達成感にあふれているようでした。
天才もやっぱり苦しんでいたんだなあ。 とても力づけられました。
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