| 2004年09月12日(日) |
TANNU TUVA ! |
昨日,久しぶりに本屋で本を物色。 疲れがたまって気持ちもどんよりしてきていたので ここらでいっちょ気分転換しないと!と 「恩田陸と逢坂剛を1冊づつ買う」ことだけ決めてうろうろ。 あれこれ悩んで,結局
◆逢坂剛 「相棒に気をつけろ」 ◆恩田陸 「光の帝国 常野物語」
を買うことに決めて,レジに向かったところで目に入った
◆ラルフ・レイトン 「ファインマンさん最後の冒険」
ファインマン…ってあの人かなぁ?と、前に読んで面白かった 「ファインマンさん 最後の授業」 を思い出しながらページをパラパラめくってみると どうやらその通りだったようで、あの物理学者ファインマンが アジアの中心だという「タンヌ・トゥーバ」に行こう!と思い立ち, 友人である著者レイトンと共に実行に向けてあれこれ奮闘する話(ノンフィクション)だった。 ちょっと見ただけでも面白そうだったので、買ってみることにした。
で、家に帰って読んでみたら、これが本当に面白い!(まだ途中だけど・笑) レイトンは「タンヌ・トゥーバ」なる国の存在を知らなかったので ファインマンの口からその名前を聞いたときは「ありもしない国の名前を言って 自分をからかってるんだ」としか思わなかったのが、 実際に地図で確認し,「いったいどんな国なんだ?」と資料を集めていくうちに どんどんこの国の虜になっていく。 国内外のあちこちの人・機関に「トゥーバについて知りたい」と手紙を出しまくり、 「トゥーバ語/ロシア語」辞書を入手し(図書館の本の辞書の部分をコピーした) トゥーバの学校や民族学誌研究所にトゥーバ語で手紙を書いたり… (このあたりでものすごく親近感が沸いてきた…何かの虜になるとこういう行動とるよね・笑)
当時は冷戦真っ只中だったので、ソビエト連邦内にあるトゥーバに アメリカ人である彼らが行くことは限りなく不可能に近かった。 そんな中で人脈を駆使し、資料を集め,解読し、なんとかトゥーバに行ける方法はないものかと 色んな手を試みるファインマンとレイトン。その手段がまた面白い! 例えば,旅行雑誌に「トゥーバは良いところ」とトゥーバを紹介する文を投稿すれば それを読んで興味を持った人が「インツーリスト」(ソ連の旅行会社。 トゥーバに外国人の旅行許可が下りない理由というのが「インツーリストの支店が トゥーバにはないから」というものだった)に「トゥーバに行きたいんだが」という 問合せをし、その数がふえればインツーリストも支店を開設するだろう!ということで あらゆる旅行雑誌に投稿してみた、とか(結局掲載されなくてこの計画は頓挫したらしい)。
そして、巻末に「トゥーバ友の会」の参加申込み先(郵便宛先)が載っているんだけど、 「もしかしたらウェブサイトがあるかも!」と思って検索してみたら…ありました!(笑)
トゥーバ友の会オフィシャルサイト Friends of Tuva これがなかなか充実した内容。旅行記もいっぱいあるしトゥーバの音楽も紹介してたりする。 トゥーバ・ウェブリングなるものまであるらしい! 「ファインマンさん最後の冒険」を読み、このサイトを見ているうちに 私も行きたくなってきちゃったよ!(笑)
*最後まで読んでみたら、訳者あとがきに上のサイトのことも載ってました(^^;
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