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2003年03月22日(土) 悲しみと喜び

この間、電車の窓から朝の東京のビル群を見ながら、思った。
「私は特に東京が好きだというわけではないけれど、
この街並みが崩れ落ちるのを見るのは、辛いだろう。
そしてそれが爆撃によって破壊されるのだとしたら
ショックで声も出ないだろう。ただ泣くだけなんじゃないだろうか」って。

破壊されるバグダッドを目にして、イラクの人達は
何を思っているだろう・・・。

現代社会では、特に先進国といわれている国では
その人が犯罪を犯したことがどんなにハッキリしていても
法律の手続に従った裁判を経ることなく処罰されることはない。
これは、人類が長い時間の末に手に入れた知恵。

フセインは確かにたくさんの犯罪を犯している。
クルド人を毒ガスで虐殺したり、クウェートに侵攻したり・・・
それでも、法律の手続に従った裁判なしに処罰してはいけない。
そして、ブッシュはその罪を裁く権限を有していない。

300〜400年前のヨーロッパの魔女狩りでさえ、内容はめっちゃくちゃだったけど
(嘘だろうが何だろうが自白するまで拷問を続けたりね)
魔女であるとされた人達は法に従った裁判を経て処刑されていた。
(だからいい、というわけではない。あれもひどい過ち)
今、アメリカ・イギリスをはじめ、日本を含む45カ国がやっていることは
その更に前の時代に逆戻りしているのと同じこと。
権力者が「こいつは死刑」と言ったら死刑執行。
私達が生きているのは、21世紀なのに・・・。

世界中の法律学者や法律家が、もっともっと声をあげるべきなんじゃないの?

嬉しいこともある。
気持ちが伝わっている、と感じることができたこと。
ありがとう。


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