七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2019年01月05日(土) 忘れたい

昨日、息子に無理をさせすぎたかもしれない。

Aqoursの映画初日、しかも初回、家を午前7時に出て映画館へ向かったけど、すでに列ができていた。
(他の店舗は開館前なので、別の入り口から別ルートで入らなきゃならなかったのも確認済だったのに)

開場とともに、グッズコーナーおしくらまんじゅう状態。あっという間になくなっていく。やっと棚の前にたどり着くも、
どこに何があるのかわからず、動けず、押された。
これが息子の具合を悪化させた原因その1。

なんとか買おうとリストアップしていたものは買えた。
入り口と出口が違うので、入り口横にあるAqours9人のパネルは入る時にしか撮ることができない。無事撮れた。
その前に電車広告にもあったから、それも撮れた。朝一の回も見た。

舞台挨拶ライブビューイング回までには時間がありあまるほどあったので、早めのお昼を食べた。
レストランも開いたばかりで、暖房が効いていなかった。対して映画館の席では暑かった。
原因その2、この温度差も息子にはよくなかったかもしれない。

舞台挨拶ライブビューイングの回、入る前に、またパネルを撮っていた。その時だ。
前にいた太目女子がヨハネの横に立ち、2ショットを撮ろうとしていた。彼氏と思われる男子にも
撮りなよ?的にうながし、男子はいいよ、的な会話をしていたと思うが、若干時間を取っていた。
付近のラブライバーは、パネルだけを撮りたい空気が充満。息子も私もその2ショットにイラっとしたことは事実。
息子が小声で「早くどいてほしい、邪魔」的なことを口にしてしまった。

すると、席に着こうと入った時、私たちはいつも最後列を取るのだが、なんと私たちの席のひとつおいて右隣がその女子男子だった。

「あー、さっきの人だぁー!!」と入るないなや言われた。
私はとっさに、これは謝る空気を察し、「先ほどはすみませんでした」と言った。「うちの子、障害があって」と続けると

「あたしもありますけど?」とヘルプカードを見せてきた。障害がある人が助けてほしいという意味をこめて
カバンなどにつけるカードだ。うちはあえてつけさせていない。ヘルプカードの意味を知る人に、悪用される可能性危険性を
考えてのことだ。

「障害があって」という私の言葉の後に即「だから?」とその子に突っ込まれた。

「もうやめましょうよ、この後楽しいことがあるんですから」と私が言うと、

「言い出したのはそっちでしょ!?こっちの方が先に撮ってたんだから!順番でしょ!順番!なんかあったまくんのおさまんない!!
 あーなんかやな感じ!あたしここにすわんのやだ!係員連れてくる!」
とりつくしまもないほど。

私は隣の彼氏らしき人に「私は親ですけど、おわかりになりますよね?どうにかなだめていただけませんでしょうか?」と
懇願した。
係員を呼んできて、私たちは追い出されそうな殺気さえ感じた。

もう記憶がないほど、ひとつ隣でぐだぐだ言われ、彼氏はなだめた様子だが、息子の言動を止められなかった自分を責めた。
あたしのせいだ。そう思ったら涙が止まらなくなり顔をおおった。

そこへ「なんだ、親も障害者じゃん!!」の一言を返された。私は小さい声で「ありますよ」とつぶやいた。

そして私がやっと持ちあげた泣き顔を、その子(20代前半くらい?)はスマホで写真を撮った。
SNSにUPされてるかもしれない。

空いていた間の席の女子が来たら、
「あー、よかった!来てくれて!!(顔見ないで済む〜と言わんばかり)」

もはや、障害云々を超えている。彼女は何の障害かわからないが、障害があろうとなかろうと、これはひどすぎる。

二回目の映画の間、息子はおびえ、息子が願うから息子のひざにずっと手をおいて、肩にもたれかけさせて観ていた。
私は100分間、ほぼ涙を流しっぱなしだった。こういう涙を流したかったんじゃない!

ここらへんの一連の流れが原因3だ。

せめてAqoursの舞台挨拶のライブビューイングの間だけは、彼女たちに集中した。

終わってから、とにかくいちばん最後に劇場を出た。

忘れようと、息子も私も寄り道をしてから帰宅した。それもよくなかったかもしれない原因4。


帰宅早々、息子はふとんに横になった。しばらく横になって寝ていた様子だった。
私も疲れていたのでお弁当を買っていた。

ことの顛末を旦那に話していたら、号泣してしまった。頭はガンガンするし、息子の言動が引き金になったとしても、
「強い言い方をしないでやってほしい」と号泣しながら頼んだ。
ここらへんも息子に影響を与えたかもしれない。


ごはんにしようと声をかけ、起きてきた息子は椅子に座った。がその後ずるずると椅子からずり落ち、
意識を失った。熱性ケイレンの悪夢がフラッシュバックして、息子の名前を呼びながら頬を叩いた。

すぐに意識を戻したが、息を吹き返すためなのか、顔を真っ赤にしていた。その後、あぁぁぁ!と何かを恐れるように叫んだ。
いのちの危機を感じた。大丈夫だよ大丈夫、と息子にも自分にも言い聞かせた。
おかしい。救急を呼んだ方がいいと思った。その後気持ち悪いと言い出した。吐く様子はあるものの、吐くものがない。

しばらくの間、立たせられなかったので椅子の付近で様子を見、立てそうになったところでふとんにゆっくり連れて行った。
その後何度も吐きそうになりながら、吐くものはなかった。

水分補給に飲ませたイオン飲料だけ吐いたので、しばらく寝かせて隣にいた。そのうちに眠りについた。

午後11時過ぎ、息子は目を覚ました。もう気持ち悪くないと言うので、イオン飲料を飲ませたら、
今度は落ち着いて摂取できた。

私も疲れ果ててしまったので、早々に寝る支度をして、息子にもトイレに付き添い、歯を磨かせて、
さっさと寝た。


映画館が暑すぎて熱中症気味になってしまったのかもしれない。が、いずれ近いうちに脳神経外科に連れて行こうと思っている。

身が細い上に背が高いので、立ちくらみを通り越して、脳に血が回らないのではないか?など素人なりに考えた。
血のめぐりが悪いらしく、よく「冷える」と昔から言っている。実際は冷たくないのだが、冷えるように感じるのは、
私もある。自律神経、三半規管など、私たち両親の弱いところを引き継いでしまっているのかもしれない。


これが昨日の全貌。もう2月のありしゃの誕生日パーティーも、3月のファンミもいいや、とさえ思った。
チケットなんかどうでもいい。


今日は何事もなかったかのように起き、おなかがすいたと言った。私の方が頭痛がひどかった。


ひどいこともあった中、もちろん健常だけど高校生くらいの男子、ガチャの「ダイヤさん、交換しましょうか?」と
言ってくれた子がいた。
「丸でもいい?」と言うと「全然だいじょぶっす!トレードトレード♪」と楽しそうに言ってくれた。

本当にありがとう。うれしかったよ。その後ダイヤが立て続けに出て、3つもあるのは内緒だけど。(^_^;)


自分自身も反省した。障害に逃げていた。あの女の子の「(障害)だから?」の言葉は一理ある。
ただ、障害あるなし関係なく、人に嫌な思いをさせてはいけない。あの子自身もそれに気づけたら、周りがもっと
サポートしてあげられたらいいのにね。

私もクレーマー、もうやめようと思う。ケンカっ早いし、すぐ口に出してしまうところ、親子共々直していかなければ。
私を見て息子は育っている。

以前、学校の精神相談医に「お母さんのマネをしているだけです」と言われたが、究極だけど10000歩譲って当たっている。




追記。

今パズドラのCMが流れたとたん、急に思い出した!今朝見た夢、翔ちゃんが出ずっぱりだったんだ。

相当しんどかったから、きっと翔ちゃんに救いを求めたんだろう。
ただ翔ちゃんは、大人でもなく子どもでもなく、はたまたJr.時代でもなく、いつの頃の翔ちゃんかわからない。

私は翔ちゃんにアピールし続け、そのたびつれなくされてフラれる。なのにあきらめない、とかいう夢。


「絶対に笑ってはいけない 完全版」を見て、少しでも嫌なことは忘れようと思っていたら、少しだけ笑えたよ。

夢も思い出せたよ。ありがとね、翔ちゃん。


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