七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2010年05月23日(日) ドラマ

NHKの土曜ドラマ。いつも暗めで重いものが多い。それを毎回ずっと旦那はDVDに録画して
見続けている。
今回も見ていた。重いなー暗いなーと私は胸を押さえつつ。

昨日が最終回だった。でも今回のドラマは、なぜか引き込まれるように見ていた。

最終回の内容を全部書くだけでも長くなる。いや、1シーンの設定を説明するだけでも長くなるので
割愛するが、
ドラマを見ながら思わず泣いた。

ドラマの中心となる人物。実の母親に裏切られるように、生きてきた。
手の込んだ復讐劇を繰り広げるわけだが、どんなに復讐を遂げようとも心は満たされていなかった。
母は死んだと言っていたが、実は生きていて、最後にその母に会いに行くのだけど、
怖くて会いに行けないと言って、代わりに主人公が会いに行く。
すると、母の口から語られた言葉は・・・「人違いでしょう?私に息子はいません」だった。

最後の最後まで自分の息子を否定した母親。主人公は真実を伝えることができずに、
「お母さんはものすごく会いたがっていた」とウソをつく。けれどその言葉をきくこともなく、
ベンチで待っていた彼は死んでいた。

このくらいしか説明ができないので、上手く伝わるかどうかわからないけど。

私は自分に重ねて、トイレで号泣した。

私の実の母も、もしも居場所がわかって会いに行ったら、同じことを言うのだろうか?
「私には娘はいません」と。

そうだった、ドラマの彼は言っていた。母親に否定されて生きてきた人生。抱きしめられる子供と、
そうでない彼のような子供。
抱きしめられるようなもうひとつの人生を生きていたら・・・そう願う希望が人を狂わせる、と。

私も、実の母の元で生きていたら・・・と何度思ったかわからない。もうひとつの人生が
待っていたはずと、希望を持ってしまうことが、ずっと私の胸の奥にあって、自分を苦しめ続けている。

だからものすごく彼に共感してしまったのだった。

子供は親に愛されて育たなければいけない。どんなに貧しくても親に愛されていれば、
たぶんきっと、穏やかに生きていける、そんな気がする。

私も、実の親に期待することは、そろそろやめよう。
私にとって母は、実家の母だけであり、父も母も私を愛して育ててくれた。それだけでいいじゃないか。

日々いろいろあるけれど、私も息子を精一杯愛して生きていこう。


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