七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2008年10月19日(日) 伝達すること

最近、難聴のかたとちょっとお話をする機会があった。
顔見知りではあったけれど、お話をしたことまではなかった。

音が聴こえにくいとのことで、私は筆談。その方はふつうにお答えになる。
息子のことも、自分のことも伝えた。自分のことは、身振り手振りと唇の動きだけ(手話は心得てないので)で
伝えたところ、ちゃんと伝わった。

双子だけども離れ離れになって、泣いて、心も、泣いて、と全部ジェスチャーで。
「そうなの・・・朝のドラマみたいね・・・」と、その方には伝わった。その通りなのだ。
「うんうん」と私はうなずいた。

「いろいろありますね」と、唇を大きく動かして私は言った。

言葉って大切なもの。伝えるのをあきらめたら、ヘタしたら一生伝わらないもの。
でも言葉は補助的なもので、それだけじゃなく、言葉に代わる伝える術さえあれば伝わるんだということを、
なんだかしみじみと感じて、私はさっき、お風呂の中でひとり泣いた。

現実は厳しい。今日も息子のおしゃべりの相づちに、ひどく頭痛がした。
答えられない・・・。答えるまでしゃべり続ける息子。

頭痛はなかなか治らない。からだをあたためてしばらくはいいのだけど、少しでも冷えると、
自律神経に悪影響を及ぼす。あっちこっち具合が悪くなる。
気温の低下だけではなく、明らかに息子の相手をすることが絡んでいるようだ。
いや、それだけじゃない、息子と私ならば、まだ二人だけだからいい。
そこに旦那が加わると、意思の疎通がまたも複雑になる。
旦那よりも私に会話の相手を求める息子。そりゃそうだよね、私の方が答えるんだから。

言葉って何?って思うことがある。
必要な時に欲しい言葉がなくて、そうではない言葉はあふれてる。

筆談とジェスチャーでお話した方の、あたたかさがにじみ出るような、織物のクッション。
ものすごく素敵な色合いで、肌触りがよくて、私はこういうものにも、人柄は表れると思った。

伝達できることは、言葉だけではない。でもできるなら、ぬくもりのある言葉が欲しい・・・。


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