七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2008年01月08日(火) 今日も疲れ果ててる。

午前中しか自由な時間がなかったので、片付けと掃除を。
その後休もうと思っていた、昨日の時点では。でもどうも左耳がおかしくて、歩いたりすると、音が耳に響く状態が続いてた。
かかりつけの耳鼻科は明日が休みなので、しかたない行っておこうと耳鼻科へ。
耳に音が響くのは、鼓膜まで耳垢がつまっているということだろう、と察しはついてた。
自分で取ろうとすると、奥に押し込んでしまって取れにくくなり、なおさら悪化するのもわかっていたので、
耳鼻科に行ったら・・・「大きなこんなのは鼓膜に影響しない、鼓膜に響くのはこういうのなんだよ」と
耳鼻科の先生が取って見せてくれたのは、直径1ミリほどの小さくて硬い耳垢だった。
そう、これが取れないのだ。私も息子も耳垢がしめっていて、耳の穴にこびりついてしまうタイプなので、
耳鼻科で取るのがいちばん安全。だから息子が暴れるのがわかっててもつれて行ってる。

耳の調子がよくなったのはいいけど、睡眠が足りてないため、息子が帰宅してお昼を食べさせた後、
またも少し寝かせてもらった。寝るともうダメ、1時間やそこらじゃ起き上がれない。最低2時間は寝ないと。
私が寝たら、薬のせいもあるけど、放っておいたら半日くらい軽く眠れるだろう。そして薬を飲まないと朝まで起きていられるという、
究極の夜型。
健康には悪いかもしれないが、昼夜逆転型の生活が許されるならば、その方が私には自然で、ストレスや無理がない。
実は外がほんのり明るくなってきた頃に眠ると、ものすごく気持ちがいい。
人々が眠っている時間に、私一人が楽しんでいる、その感覚がたまらなく心地いい。やっぱりあいこに近いな。(^_^;)

どうにかこうにか起きて、というより息子に何度も起こされて、起きがけにいきなりトランプ。
いつの間にかこういうものもできるようになっていた息子。
まず始めに神経衰弱をやった。これ、私が子供の頃無敵だったトランプのゲーム。瞬間の記憶が得意という
私の能力を発揮するゲームだったから。
そして今・・・息子と同レベルになってしまった。これ、脳トレにいいと思う。
昔はあそことあそこにこのカードがあって・・・と瞬時に記憶していた。
同じ人間が、カードを裏返しただけで、どのカードだったか思い出せなくなってしまった。

老化。あぁ、ご長寿クイズ状態で、言葉も思い出せなければ、瞬間の記憶も薄れてきてる。かなしい。これが老化。

神経衰弱の後は七並べ。いつの間にこういうの覚えたんだろう。私はこういう相手はしてやれてないから、
ヘルパーさんとこで覚えて遊んでいるのだろうか。
まぁトランプゲームなんて、二人でやってもどっちもどっちな結果にしかならないんだけど。

次はババ抜き。配った時点でどっちにジョーカーが入ってるかわかってしまう、究極の二人遊び。
息子の方に入ってるのがわかってるから、息子は知能の遅れもあり、ジョーカーを取らせよう取らせようと、
おもむろにカードを飛び出させて待っている。しかたない、乗ってやろう。そして自分の思惑通り負けてあげた。

こういうルールを覚えて遊ぶというのは、息子のような子にはとても有効だと思う。
よくできるようになったなと、私の知らないところで能力が伸びてることに気づかされた。
これって、私の鬱にもいいのかもしれない。いろんなこと忘れて、ゲームに集中できるから。
七並べの時なんか、なかなか息子がこっちの思うカードを出してくれず、結局それで私が負けた。
きっとこういうカケヒキ的な勝ち方も、きっと遊んでいるうちに覚えたんだろう。たまたまかもしれないけど。

息子がこの冬休みでみるみる成長したのは、絵を描くこと。ユーチューブのアニメを静止させて、
見ながらドラえもんとかキテレツとか描くだけなんだけど、それがかなり上手くなった。
まだまだ同学年の健常児には追いつけてないけど、かなり上達した。どのキャラも似ている。
こういうおえかきが好きな部分、私にそっくりだ。私も模倣して描くのが大好きだったから。
模倣という意味では、絵もモノマネも同じようなもんだけど。

絵がちょっと上手く描けるくらいじゃ食べていけないと、母は私によく言っていた。
「今の子はみんな絵なんて描けるじゃないの」と。
いまだに描くことは好きだけど、やっぱりそれで生きてるわけじゃない。だから息子にもやっぱり同じことがいえる。
私のイラストが役に立つのなんか、年に一度、年賀状くらいだから。

でも昨日ふと思った。最近はアニメもデジタル彩色だから、パソコンの扱いができれば、息子も大好きなアニメ彩色の仕事に
もしかしたらつけるんじゃないか?!と。親バカだけど。(^_^;)
宮崎さん!!息子を雇ってもらえませんか?!ジブリはここからも近いし!!
親バカ。(-_-;)
でも健常児と違って、親としては息子の生活能力も不安でたまらない。
マジで雇ってもらえません?宮崎さんっ!!(^_^;)


あ、急に思い出した!!睡眠が足りてないせいもあったんだけど、息子が帰宅するなり、ぶわっと怒りがあふれ出して、
またも学校に電話してしまった。このところ学校には文句の電話もしたりしてなかったのに。
担任に思ってること全部ぶちまけてしまった。(-_-;)緊急じゃないしかも学校は関係ない連絡網、
やめてもらえませんでしょうか?!とか。
もう誰がどう思ってるかわからないので、学校に近寄りたくないんですよ!!とか。
危険な場所で、しかもこういうクラスの子供なのに、親が子供見てなさすぎなんですよ!!とか。

でもこれは、最近の親全体に言えることなのかもしれない。ヘンな親たくさんいるから。
私もヘンな親って十分思われてるだろうけど。

過保護や神経質になりすぎるのはよくない。それは自分が十分それを味わってきたからよくわかる。
でも放任しすぎるのも困り者だ。大人になってから困るのは、結局その子供なんだから。
困ったちゃんであることすら気づけない大人になってしまうと思う。

違いますか?

私も気をつけて親として成長を遂げよう。どうにか息子を一人立ちさせよう。今私が生きる最大の目標だ。


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