七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年11月28日(火) 友達へ

私が出生の秘密を知った時、私の気を紛らわそうとそばにいてくれた。それだけでうれしかった。
今度は私の番。上手いこと言えない私だけど、そばにいる。アホな話とかしかできないけど、
そばにいるから。そんくらいしかできない私だけど、そばにいるから。
出会ってからちょうど25年だね。私にいちばんに話してくれてありがとう。
私も今日は心療内科とカウンセリング。お互いに頑張って行ってこようね。


追記。

傷つく言葉もあれば、勇気づけられる言葉もある。

心療内科の待合室でたまたま手にした雑誌に、息子が大好きなアンパンマンの作者・やなせたかしさんの話が載っていた。

「物語の作者は、自分のメッセージを持っていることが大切で、それがなくちゃニセモノになってしまう」

アンパンマンが幼児に受けるのは、真っ白な状態だから。自分の恩人は幼児なのだそうだ。
50歳過ぎて「アンパンマン」を描き始め、現在87歳でまだ新しいキャラも生み出し、ミュージカルなどの
音楽活動もやっていて、楽しくてしかたがないとのこと。
ばいきんまんはやなせさんの分身だそうだ。身を削ってキャラを生み出し描く。これって確かに
創作者にはよく言えることだよね。自分でもよくそう思う。

まだまだやれることはたくさんある、それがあるうちは生きていたいと、やなせさんは言っていた。
死のうと思う子供たちにこういう言葉は届かないのかな。
息子がアンパンマンが好きなワケがわかった気がした。


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