七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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今さっき息子が帰宅して、とりあえず落ち着いているが。
息子の腹痛も今日はなかったようだけど、私も不調なため公文は休ませようと、息子の帰宅前に公文の先生に電話を入れた。
先生の思いがけない言葉から、私の精神状態はどんどん落ちて行った。 私が「最近息子、主人とお風呂入りたがらなくて」と言うと、「そりゃまずいでしょう」と先生。 「来年もう5年生になるんだし、いろいろとまずいでしょう」と言う。
そんなこと言われなくたってわかってる。
「公文の教室でも、甘えがひどくなっています。前も言いましたけど、これが他の女の子にどうこうなると、 セクハラとか・・・・・(略)」
先生と電話で話すこともつらくなってきた。はい、はい、そうですね、としか相づちが打てない。
学校でも甘えが出てないわけじゃない。甘えられる先生を選んで甘えていると思う。ただ、甘えがひどくなった原因に、 あのおばちゃん先生が関わってると私は思ってる。あの先生がひとくくりで厳しくやってるから、その分甘えられる 学童の先生や公文の先生や私に、ベタベタ甘えたいのだろう。
でもそんなことを言われると、もう公文の教室に連れて行くのも嫌だ。そんな風に思われてるんじゃ、 精神的にも私もつらくて連れて行きたくない。 別の勉強方法を考えなきゃいけない時が来た。来年からは学童にも行けなくなるし、せめて公文の教室で、 健常児たちと一緒に勉強させたかった。でももう無理だね。無理だってやんわり言われてるのとおんなじだ。
公文の先生の電話を切った後、息子が帰宅するちょっと前まで、30分以上号泣した。 気持ちのやり場がない。泣くことで逃すしかない。こういう言い方は申し訳ないけど、パッと見でしょうがいがわかるなら、 もう少し自分の中でもふんぎりがついたのに。普通学級でもダメ、特学でもなんとなくもったいなくて、 なのに、今年からいきなり厳しい先生のやり方を押しつけられて、どこにいてもしっくりこない。 ボーダーはやっぱり行き場がないじゃないか。
号泣したから、心の中も頭の中も抜け殻状態だ。
追記。
「僕の歩く道」を見ながら、昼間の電話でのことを旦那に話した。話し出したら涙が止まらなくなって、 またも号泣した。息子はティッシュを持ってきて「このドラマいやなの?」とたずねてきた。 こうやって心配してくれる息子のどこがいけないんだ?!いや、誰もいけないとは言っちゃいないだろう。 でも、いろんな場面で適応できない息子のことを、社会は両手を広げてくれてるわけじゃない。 テルの姿に未来の息子を重ねた。初めてあのドラマの掲示板に書き込んだ。 口先だけじゃなく、形だけじゃなく、どうか息子たちを広く受け入れてくれる未来であってほしい。
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