七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年11月14日(火) 限界

今さっき息子が帰宅して、とりあえず落ち着いているが。

息子の腹痛も今日はなかったようだけど、私も不調なため公文は休ませようと、息子の帰宅前に公文の先生に電話を入れた。

先生の思いがけない言葉から、私の精神状態はどんどん落ちて行った。
私が「最近息子、主人とお風呂入りたがらなくて」と言うと、「そりゃまずいでしょう」と先生。
「来年もう5年生になるんだし、いろいろとまずいでしょう」と言う。

そんなこと言われなくたってわかってる。

「公文の教室でも、甘えがひどくなっています。前も言いましたけど、これが他の女の子にどうこうなると、
 セクハラとか・・・・・(略)」

先生と電話で話すこともつらくなってきた。はい、はい、そうですね、としか相づちが打てない。

学校でも甘えが出てないわけじゃない。甘えられる先生を選んで甘えていると思う。ただ、甘えがひどくなった原因に、
あのおばちゃん先生が関わってると私は思ってる。あの先生がひとくくりで厳しくやってるから、その分甘えられる
学童の先生や公文の先生や私に、ベタベタ甘えたいのだろう。

でもそんなことを言われると、もう公文の教室に連れて行くのも嫌だ。そんな風に思われてるんじゃ、
精神的にも私もつらくて連れて行きたくない。
別の勉強方法を考えなきゃいけない時が来た。来年からは学童にも行けなくなるし、せめて公文の教室で、
健常児たちと一緒に勉強させたかった。でももう無理だね。無理だってやんわり言われてるのとおんなじだ。

公文の先生の電話を切った後、息子が帰宅するちょっと前まで、30分以上号泣した。
気持ちのやり場がない。泣くことで逃すしかない。こういう言い方は申し訳ないけど、パッと見でしょうがいがわかるなら、
もう少し自分の中でもふんぎりがついたのに。普通学級でもダメ、特学でもなんとなくもったいなくて、
なのに、今年からいきなり厳しい先生のやり方を押しつけられて、どこにいてもしっくりこない。
ボーダーはやっぱり行き場がないじゃないか。

号泣したから、心の中も頭の中も抜け殻状態だ。


追記。

「僕の歩く道」を見ながら、昼間の電話でのことを旦那に話した。話し出したら涙が止まらなくなって、
またも号泣した。息子はティッシュを持ってきて「このドラマいやなの?」とたずねてきた。
こうやって心配してくれる息子のどこがいけないんだ?!いや、誰もいけないとは言っちゃいないだろう。
でも、いろんな場面で適応できない息子のことを、社会は両手を広げてくれてるわけじゃない。
テルの姿に未来の息子を重ねた。初めてあのドラマの掲示板に書き込んだ。
口先だけじゃなく、形だけじゃなく、どうか息子たちを広く受け入れてくれる未来であってほしい。


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