七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2005年11月03日(木) 真実は闇の中

昨日、HPのダイアリーに書いたのだが。

昨日、息子は登校途中、「バカ!死ね!」という言葉を、大の大人から言われたそうだ。
息子が登校する時間は早いので、他に登校する生徒もほとんどいないため、他の子供たちの
目撃証言は得られないだろう。

息子の言った言葉を信じ、その言ったであろう人のいる某会社に、昨日苦情の電話をした。
今朝、その返答の電話が来た。
要約すると、その会社の方曰く「そういうことは考えられない」「そういう事実はない」と。
私だってそんなふうに考えたくはない。たとえあったとしても、その人自身も会社も、本当のことは語れないだろう。
死活問題になるからね。

真実は、息子にその言葉を吐いた人のみぞ知る。
所詮、言った言わないの水掛け論にしかならないであろうことは、わかってはいたけれど。

これ以上ああだこうだ言ってもどうにもならないが、罵倒の言葉を浴びた息子は、昨日怒りながら登校し、
特学の先生に話をしたと言う。特学の先生にも昨日電話して、その確認を取った。
怒りと悔しさだけが、息子の心に残ってしまった。
電話をしてきてくれた某企業の苦情対策の方(?)には申し訳ないが、息子にも一言「言われて嫌だった」と
電話で言わせ、電話の相手の方に「ごめんねー」と謝ってもらった。

詳細は不明だし、私も現場にいたわけじゃないから、息子から聞いた限りのことで判断して
ものを言うわけにもいかないが、息子の言葉にウソはない。こういう子供だからこそ、ウソはつかない。
親バカだと言われようが、子供を信じられなくなったら、親も終わりじゃないか?
私だって悔しい。というか、よけい人間不信になりそうだ。

人間って突然どんなことを言い出すかわからない。
たとえ暴言を吐いたとしても、もみ消しをするだろうことは、いろんな企業の事例でわかっている。
隠蔽工作。保身。悲しいけれど、社会ってそんなもんだ。

これ以上言っていても、虚しくなるだけ。
息子にも、これから「バカ!死ね!」と言われたら、今度は無視しろと言った。
「バカって言った人がバカなんだからね!」と私は言った。

この市にも、不審者が続発している。そういう言葉を発する人が、子供の登下校時間に
出没している報告が後を絶たない。
それがどういう職業の人であれ、病んでいる人はあっちこっちにいるということだ。

鬱である私でさえ、人に対してそんな言葉なんて言わない。
私も口は悪いし、日記でも正直荒っぽい言葉でモノを書いたりもする。
でも自分が言われたら嫌な言葉だけは言わない。言いたくない。

あぁ、嫌な世の中。弱者に対して横暴な世の中。モノがありすぎて飽和している世の中。虚しい。哀しすぎる。
財政難、税金のムダづかい。でも私にとっては、人の心やからだを傷つけること、そっちの方が大問題だよ。
どうにかならないもんかねぇ?ねぇ?総理?(=_=)

↑同内容の文章、HPのダイアリーにも載せてあります。


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