七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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さよならしなければならない先生方、卒業生のお母さんへの、いろんな人のコメントや花束贈呈は、 嫌でも涙を誘い、私はいつもの滝涙を抑えるのに必死だった。 こういう時、私は自分を抑えなければ号泣してしまうのだ。 いや、周りに誰もいなければ必ず号泣している。
昨年度、普通学級で様々なつらい思いを、母子共々味わった。 だから今度、別の学校で普通学級の担任をされる先生に、私のその気持ちも伝え、「頑張ってください」と、 涙を抑えつつも涙を流しながら、言った。
申し訳ないけれど、この特学のクラスのお母さんたちの気持ちは、健常児のお子さんをお持ちの方には、 絶対にわからない部分が必ずある!! 私たちにしかわからない苦労、その苦労も各家庭で違うけれど、しなくてもいい苦労を、私たちはたくさんしている。 だから偉いのか?と言われたら、そんなことはまったくないのだが、私たちの涙はとても重いと、私は感じている。
息子に「早く帰るからね」と約束していたのに、ちょっと帰るのが遅くなった。
これだけはちょっと言いたいのだけれど・・・一次会が終わりなら、さっさと店を出ようよ? 次の予約も入ってるのに、ずっと居座るのはお店に迷惑だし、OLしたことある人なら、そのくらいわかるでしょ? OLの時なんか飲み会なんか、悲しいかな仕事の一部だから、さっさと終わって店を出たよ? まぁ確かに、仕事の一部とか言いながらも、カラオケがいちばん楽しみで、発散しまくってた私だけど。(^_^;) もとい、私はけっこう「いらち」なもんだから、さっさと店を出ないってとこがどうも・・・ね。(-_-;)
あわててバスに乗り帰路につく。 帰りに、まだ開いている本屋で、ポルノが載ってるオリコンスタイルとB−PASS(表紙っ!!)を どうしても買って帰りたくて、本屋に寄ったら・・・携帯が鳴った。 表示は自宅から。息子の具合でも悪くなったのか?! 出ると旦那。「たーぼーがお母さんと話したいんだって」そう言って、息子に代わった。 電話の向こうの息子は泣きじゃくっていた。 「9じにかえるっていったのに、どーしてかえってこないの?!」 「ごめんね、すぐ帰るからね!」と母は焦った。 「いまどこにいるの?!」 「本屋さんだよ。だからすぐ帰るからね!!」 母、買う本だけ買って、ダッシュで帰った。
こんなに家に早く帰りたいと思ったことは、正直今まで一度もなかった。 逃げたい逃げたいという気持ちは山ほどあったくせに。
帰ると、まだ息子は泣いていた。でも峠は越えたらしい。 そのうちにだんだんご機嫌になってきて、「いちごたべたい」とか言い出した。
極めつけは、「おかーさん、ちょっとこっちにきて?おはなしがあるの」 息子の常套句だ。 わかっていながらも母、「なーに?」と息子のそばに行くと・・・ 「おかーさん、すきだよ!」そう言って抱きつく。何度も何度も。 「こんどはやさしくするからね」と抱きつきながらふとんの上にバタンと倒れる。 私は「アハハハ」と笑った。 「おかーさん、たのしい?」と息子が聞くから、「うん」と答えた。 と、同時に、なんだか目頭が熱くなった。 息子はこんな弱っちょろい母でも愛してくれてるんだなぁ・・・と。 そう思ったら、また涙がにじんできた。 その様子を見逃さない息子、「どーしたの?かなしいの?」 「違うよ」と母。 「うれしいの?」と息子。 「うん」と答える母。 子供は母親が大好きだ(そうでない場合もあるが・・・)。実母を恋しがる私も、息子と同じなのだ。
ふとんに寝転ぶ母の元に、息子はいつものようにティッシュを持ってきた。 旦那より一緒にいる時間は短いのに、息子は私のことをよくわかってる。 それがうれしかった。
愛してくれる人の存在は、人を強くする。
母が出かける前に描いてくれたアンパンマン、すごく上手だったよ。 転校して、あのクラスに入ってから、絵も工作も文も漢字も上手になったね。 何よりも、人を思う気持ち、自分の気持ちを伝えること、それが育ってくれたことが、とてもうれしい。
たーぼーが私の息子に産まれてきてくれて、本当によかった。 ありがとう。
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