みーちゃんをインフルエンザの予防接種に連れて行く。 待っている間、遊戯室で他の子ども達と遊んでいる。 様子を見ると、自分より小さい男の子がおもちゃをとろうとするたびに、 「これは、みーちゃんが遊んでるのっ」と言って取り上げている。 「みーちゃん、仲良く遊んでよー」と声だけかけておく。 しばらくして、また様子を見ると数人と仲良く遊んでいる。 相変わらず、きつい調子の命令口調で仕切っている。 もうちょっとやさしく仲良くできないかなぁ、と心の中で思う。
さて、順番がきて注射をされたみーちゃんですが、 大泣きでした。 「もう注射はいやだ、注射はしない」などと叫んでいる。 さっきの遊戯室の無敵状態にハラハラさせられていた私は、 泣き顔を見ながら、心の中でほくそ笑む。
しばらくして泣きやんだので「がんばったね」と褒めてあげた。
遊戯室でみーちゃんに泣かされていた男の子が、 会計中の私の横に立つ、みーちゃんにむかって 「また、あそぼうねー」と声をかけてくれていた。
子どもって、こんなものなんだなぁ。 私がハラハラあれこれ心配することは、ないんだ、とちょっと感動。
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