夜ごはんは、鶏肉のビール煮というのを作ってみた。
そしてやっちゃん実家から戻ってきて、 私は家の前のドラッグストアで買い物。 みーちゃんとやっちゃんは先にアパートに帰った。
玄関に入ると、みーちゃんの「こわい、こわい」という声。 部屋の中では、かたまって壁を見つめる二人がいた。 「やっぱりいたの?どこ?どこ?」と質問すると、 私の頭の上を指さすやっちゃん。 私をからかうことはいつも忘れない人。思わず「ぎゃー」と叫ぶ私。
そして、どうやって外に出そう?ということになり、 たもがあったら楽だね、と私はまた家の前のドラッグストアに走る。 でもこの季節にそんなものは売っていなくて、 コンビニにはあるかも、と思い、コンビニに走ったが、 やはりなかった。
そして、今度は追い払う作戦に変えた。 クイッ○ルワイパーを取り出す。 私は窓を全開にする。やっちゃんに追い払ってもらうことにする。 私にはとても出来ない。 「出来たら、お金くれる?あとであげない、ってのはなしだよ。 そこにちゃんと置いて」などと言うやっちゃん。
だって、クモって動きがはやいんだもん。 私は何をするのにも鈍いので、あの動きにはついていけない。
そして、なんとか逃がしたようだけれど、 とにかく外も暗いので、ほんとうに逃がすことができたかどうかは、 ちょっとよく分からない。
次の夜には、どうか、もう出てきませんように。
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