夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


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●KUMI NATUME●
2005年04月21日(木)    良く変化する。壁が崩れる一瞬。




 Tちゃんと話をしていると面白い。

 長年の連れで。いい所も悪い所もお互い知りつくしている。

 弱い所も強い所も。

 そして、周りの環境とかも。



 でも、そういう長年の連れ(大抵友達は皆長いが)でも。

 何ヶ月か会わなかったり、聞いていない知らない体験をしていると。

 少しずつ性格も変化して行く。

 で、ある時。

 「あ。こういう所、前と違う。変化しているな。」と。

 しみじみ面白い。

 歳とっても変化して行くのが人間ですね。

 まったく変わりのない、「あの頃あの時のまま」の人は居ない。

 そういうのが面白い。



 強くなっていたり。笑顔全開になっていたり。助けられたりとか。

 (多分、助けたり助けられたりというのは。
 特別何かする事、してもらう事ではなくて。
 その人がその人らしく生き生きとして
 そこに居る事がいいのかと。)

 傷は誰でも少しずつ増えても行くのだろうけど。

 過去の傷はもう塞がっていて、再生されていたり。

 人間は逞しいな。と思う。



 これ↓は10代の時に思った考え方なのだけど。

 「後悔しない事なんていう現実は無い」という事。

 どんなに真剣に悩んでベストをつくして行動した事であっても。

 どんなに上手く行く結果があっても。(または悪い結果でも。かな。)

 必ず悪い時期も(いい時期も勿論ある)どの道を選んでも有る事が現実。

 その後、振り返って見て。

 いくつかの可能性の分岐点で後悔してみたりするのは、
 人間だから有るのが自然だと個人的には思っている。


 それは「方法論の上で」


 きっと「環境で、状況で、他人がどうで」とかいう見方は方法論。




 何処に居ても。

 どんな道を進むのか選択しても。

 「自分がいい方向へ変わると、周りは自然に変わる」でしか。

 きっと道は無い。




 分岐点でどの道を選んでも、自分次第。

 だからどの道でも。
 関わる人達の誰がどうででも。
 自分の根底が少しずつでも変わらないと、
 きっと何でもどういう状態でも良くも悪くも同じ事。




 そして。そのいい方向へ変わる瞬間って、
 特に一瞬なんだと実感した。

 長年、変わらない壁と闘い続けて。

 誰にも愚痴も言い続ける事は皆無のままで
 (ひととき愚痴なら女性はとくに多いけど)

 だけど。覚悟して決意して、何度でも進む。

 たった一人の闘い。

 だけど独りじゃなくて。
 皆、「自分の壁と1人で闘っている事実」

 だから自分だけでなくて誰が壁をぶち壊しても嬉しくて。

 励みに思えて。



 ずっとやって来て。特別偉い人でも無く。
 (名目上だけの偉さは欲しくないけど。)
 私が変えたいぶち壊したい壁(悪いもの)というのは、
 特別目立つ事でも無く。
 そして、それを変えるのも凄いスローペースで。
 それでも何回でも1人立つ、まだまだ足りないけどして。


 そういう自分の中の問題の「崩したい壁(悪いもの)」が、
 ふとした縁でガラガラとあっさり崩れ落ちる。


 何でこんなに一瞬なんだろ。



 「どんな策を巡らしても。
 努力してても。計算しつくしても。変わらない事」が、
 「変わる一瞬の瞬間」を、また見た気がする。
 凄いスローペースだったから、随分と遠回りしたね。


 する必要の無い苦労はしたかもしんない。
 普通に、平凡に、皆と同じように努力してただけでは
 「変わる」なんて甘っちょろいのだと。



 苦しいからって自分の弱さだけを理由にどんなに逃げようとしても、
 本意では無いから逃げらんなくって。
 自分で現在過去未来含めて本気で心底認めた事は、
 忘れる事捨てる事は出来なくて。

 とても厳しい事を、引っ張って教えてくれる人達が居る。


 結果、何でか真っ只中の1番大変な道(?)を選ぶたぁ…。

 あー、もう。
 長年の選んで来た癖なのか、…染み付いてるよ…。



  

 そして、選択の余地も無く選べなかった道
 選ばなかった道も否定したくなくて。

 ちゃんと違う道でも頑張っている人達が居たら。

 それはそれで良くて。




 こういう考え(何でも有り)は日本人らしいのか?




 私は「ただ1つのものの事柄」以外は、比較的こんな考えが多い。

  (ここ↑だけは「鬼かアナタは」という
  厳しすぎる理論に納得するのです。)




 比較的決まった理論を真面目に実直に学び体験する事と、
 個性とは相容れないと考える人は多い。

 だけど、違う。

 こういう時にいつも思う。

 個性がより個性的に生かせる事。

 「活きる」のが凄い。

 個性がただの独裁や我侭だけで終わらないのが凄い。







 どんな立場の人でも負けっぱなしとかは嫌いで。

 哀しい事や不幸な事が嫌いで。

 とてつもなく軌道外れている地獄絵のような人が居たとしても。

 その人(もしくは自分)、
 サヨナラ逆転ホームランとかしないかなあ。とか。
 そういう可能性だけは捨てられない。
 遠く離れる事はあっても、
 負けない可能性だけは誰にでも有ると信じられる。



 泣いてばかりの一生なんて。
 見るのも、体験するのも面白くないのです。



 体裁とか見栄とかとっぱらって。
 だけど、人が活き活きしてて。
 その人らしく、伸びて行く姿を垣間見るのは感動。

 自分もそうやって行きたいな。




 まだまだ甘ちゃんです。







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