夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


BACK INDEX NEXT

●KUMI NATUME●
2003年12月04日(木)    やっぱり、わかんない。足りないのは視察情報。





 ニュースで流れる…ご遺族の姿が、痛々しくて哀しい。



 外交官のテロのニュースが連日賑わう。

 先日、ぶち切れたのはこのニュースが発端。



 ご遺族の方々が綺麗で。

 …そう思うのは不謹慎ですか…?


 悔しそうで、耐えている姿が。どうしてあんなに綺麗なんだろう。

 倒れそうなのに、しっかり立ってる。

 その立ち姿というのに、色々な感情が涌き上がって。



 どうか、あのご家族が守られますように…。

 と、祈らずにはいられなかった。



 「今回、自衛隊派遣はPKOじゃない」

 と、ニュースステーションで久米さんが言う。

 PKOじゃないの???

 なら、何なのかな???

 PKFなら憲法違反。




 あの戦争支援は、この国の汚点。


 だけど、相手のテロは戦争に反対していた国連へも及んでいたし。


 戦争支援とは関係のない、遠回りな八つ当たりもある。




 「丸腰の人間ばかり犠牲になる」

 から、自衛隊派遣の正当さが言われるのは、

 誰でも予想していたとは思う。

 それも一理あるのも、知ってる。

 ご遺族の姿を見ると、

 尚の事「なら自衛隊は何をしてたのかな?」とも思う。




 両方の意見の気持ちが、乗り移って来た場合。

 どちらが正しいのかが、解らなくなる。




 だったら。

 当事者の人達の意思が、1番の問題なんじゃないのかな。


 民間人だって、進んで理想の為に自分の身を投じる人も居る。

 だったら。公務員だって。

 そうあるべき?なんじゃないのかな?自分で選ぶ、みたいな?

 選べないのが公務員…。うむむむ。



 昔、自衛隊に居た人に聞いた事。

 「平和な時でさえ、1回入隊したらなかなか辞めさせてもらえない
  ムードがある。」

 と言ってた。


 自衛隊。辞めたいなら、辞めてもいいんじゃない?

 アメリカみたいに、戦争突入したら退役出来ないとか。

 そんな法律は無い…筈。


 法律も無いのに、
 そういうムードがあるのが、間違いなんじゃあ…。




 関係ないかもだけど。

 デマかもしれない、伝言ゲームみたいな情報だけど。


 前に、知り合いの女の子が。

 「私の友達の婚約者が自衛隊で。
  訓練中に事故で亡くなったけど。
  …遺族に報告があったのは、病死だった。
  これって何なのかな?
  後で、彼女が彼の同僚に聞いた事は…嘘なのかな…?」

 と呟いてた事まで思い出す。

 どんな所だ?自衛隊…。



 でも。

 病院とか。(医療ミスなど)官僚とか。政治家といっしょで。

 いい人も変な人も、大きな団体には色々な人が居る。

 って事だろうな。





 前に、佐々さんが。TVで

 「辞めて言えるけれど、自衛隊は軍隊ですよ。
  日本の規模よりよっぽど少数の軍隊を持つ国でさえ、
  ”これで軍隊じゃないのか?私の国では4分の1の規模ですが
  軍隊ですよ。”と言っている。」

 と言っていたのを思い出す。



 「矛盾しとる日本やなぁ。」

 と、憲法とのくい違いに思った。


  
 「戦争しかける能力はあるけれど、自分からはしない。」


 に、かろうじて何とか 自衛 の名目を保っている。

 紙一重。


 諸刃の剣なんだろうけど…。





 切れないで、冷静に。

 しばし、この国の決断を見守ろうか。



 でも、その前に。判断の前に。


 自分の目で見て来た、視察の情報が!!

 足りなすぎるよっ!!



 情報流そうよ! 視察の人っ!!!






 その目で見て来た現実には、

 どこの誰でも適わないんだから。








MAIL HOME BBS



My追加



Design by shie*DeliEro
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for HTML→CHIPS!