るんみぃのつぶやき

2006年02月13日(月) 三年という月日

あの事件から早いもので三年が経とうとしている。

三年たった今の心境は去年までとは違って、

ずいぶん穏やかに
思い返すことができるようになった。


去年まではまだ、
悔しい思い、
憎々しい気持ち、
心がざわざわと逆立つ感覚が
少しとはいえ残っていた。

かわいい我が子の誕生日を迎えるたびに

この日を迎えるたびに

このわだかまりを
ずっと思い出すのかと…
悲しみを引きずるのかと…

彼はこんな私の気持ちをココを通じて知っているハズなのに
のうのうと知らない振りして
普通に

善い人として

暮らしている

それが悔しかった。



こんなに

こんなに、こんなに

自分が誰かをココまで憎むことが

あるなんて…

そんな自分にも戸惑いがあった。





でも、今はその

『恨む対象として』

立派に役割を果たしてくれたことに
感謝にも近い思いがある。

私は

この『恨む』という気持ちがなければ

あのとき

『生きよう』

と強く思うことは出来なかったと思う。


絶望の淵から這い上がるための

原動力として

その真っ黒な思いがなければ

今の私はなかったと思う



…でも、その役目も終わり…なのかな。


そんな思いがなくても

私は生きている。

穏やかな気持ちで

今生きている。


時が解決するとは

こういうコトなのかもしれない。


なんにも変わっていないけれど

でも確実に前に進んでいた。


そこに気づけたことが

嬉しい。


******


明日で3歳になるRなっち。
標準よりかは小さいけれど
元気いっぱい、超かわいい子です。
先週はやっと初舞台を終え
確実に成長してるのがわかります。

まだ一度もパパの両親には会わせていないけれど
今年は年賀状すらも拒否されたから
娘達の写真すらもみせることが出来なかったけれど

それはそれでとても残念だけれど

それはあの人たちが決めたこと。

『会えるハズの孫達に会えなくて寂しい』
という気持ちが少しでも存在しても
それは自分たちがとった行動の結果。
『蒔いたものは刈り取る』なのだと思う。


もう私たちが思い悩むことではない。

もう、自分たちを責める必要もないと思う。


私たちはズタズタになるほどに頑張った。
結果はダメだったけれど

それでも、あのときやれることは精一杯やったのだから


今は

胸を張ってどうどうと生きていこうと思う。


 < 過去  INDEX  未来 >


るんみぃ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加