狼鹿小説だーHOMO嫌いは以下略で**
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世界の片隅にいる そんなちっぽけな僕だけどね
信じてみたくなるときがある
君が僕に笑いかけてくれた時
きっと明日は素晴らしいものなんだって
君が僕に触れてくれた時
こんな自分でもここにいてもいいのだと
君が僕に話す一言一言が大切で忘れられないんだ
世界の片隅にいる僕等
「うぉお・・・!重いっ重いよシリウス!!」
(・・・)
「だーははは!!観念しやがれーー!!」
(・・・)
「あーーわわあーわわ;や、やめなよシリウスっっ」
(・・・;)
目の前にはずい分と仲良くしているシリウスとジェームズ、それを心配しているピーター
(毎度のことながら・・・)
この2人は本当に、無邪気に笑う。 そして無邪気に喧嘩する;
(・・・ああ、ジェームズがんばれっ)
シリウスの手がジェームズの眼鏡をとろうと手をバタバタさせ ジェームズはそのシリウスの手を噛もうと必死になっている。
ハラハラと見ていたら ふ と ジェームズと目があった
君はにこおっっと音がしそうなほどに笑って
「リーーマスっっヘルプっ!!!」
ザっと手をあげてカムカムと手を振る
(へ、へるぷっっ・・・!!)
内心、ジェームズに声をかけられてすごく嬉しかったのだが 隣を向けばシリウスの狂犬注意とでも書いてそうなほどに素敵にやばい笑顔が
(ひ、人じゃないっっ)
シリウスの極悪人のような笑顔に 少しびびったが
(これもジェームズのため・・・っ、ごめんシリウスーーー)
心の中でなんべんも謝って ギャンギャン騒いでいる二人の方に歩いていく
と
「んふふー!リーマスゲットォ!!!!」
いつの間にかシリウスの魔の手(!?)から逃げてきたジェームズが 自分に抱きついてきた
「ゲツゲッツ!!」
「んなー!くそっおまえはいっつもリーマスを味方につけやがって!」
「ぬふー!いいじゃん!シリウスにはピーターが味方についてくれるよっ」
「え"!!」
「!!?そうか!!おお!心の友よーーーーー!!!!」
「い" やぁああーーーーーーーーーーーー!!!」
後ろからピーターの絶望的な叫び声が聞こえてきたが 聞こえないふりをした
「んふふ!おもろいねーシリウスはー」
「君もおもしろいよ」
にこにこ笑ってシリウスとピーターの追いかけっこを見ている君を見てそう言うと
きょとんという顔をして
「それ そっくりそのまま君にかえすよ」
こんなことを言うもんだから 少しびっくりした
「僕は全然おもしろくないと思うけど・・・」
ギャグもあんまり言えないし、シリウスみたいに取っ組み合いの喧嘩とかもできないし・・・ボケツッコミも得意ではないし・・・(ぉぃ)
うーん うーん と頭を傾けて悩んでいると
「あはっ だからね リーマスはね気付いてないだけでね」
口元に手を持っていき ぐふふ と笑って目を閉じる
「僕が好きなのは君でしょ、君が一番僕にとってはおもしろいんだなあ」
さりげに大胆な告白をしてきたジェームズに開いた口がふさがらない。
なんだか顔が熱い気が・・・
「毎日リーマスを見てるよ、何か新しい事発見できないかなーとかね」
あ、そうそう、昨日は君が 実はアップルパイが好きだった!!ってのを初めてしったよ
そう言って微笑む
僕はこの心臓の音が 止むまでは 何も言葉に出来ないような気がして 胸に手をあて 俯いた
そんな僕に気付いたのか
「あ!何々?やな気分?」
ごめんね、僕ストーカーみたい?
そう言う君の声が少しトーンを下げて
「あ、ああああーーー」
行き成り奇声を吐き出す僕
「え、なになに!?」
びっくりして大声だして僕を見る君
「違うくて、う、あ!」
「うあ!!」
「えーっと、うう」
「うお!!」
おもしろくなったのか ジェームズは僕の語尾に変な言葉をいれてくる
「あのね・・・」
「はい、なんでしょう旦那様!」
・・・だっ?!!
ジェームズは明らかに僕を困らせようとしているに違いない
ああ、心臓の音が ピアノをでたらめにバンバン弾いたみたいに 痛・・・
(くそう・・・さっきまで悲しそうな雰囲気醸し出してたのに・・っ)
頭の中で 綺麗なピアノの音を思い出しつつリラックスするために 大きく深呼吸した
ピアノといえば あれだよね、 僕は 花の歌がダイスキです。
いつか君と連弾したい心意気で
ああ、何言ってるんでしょうね僕は
グルグル自分の世界に入ってしまった僕を 君はにやにやしながら見ている
―ああ、くやしい。
「おい!リーマス、あの言葉を言ってやれ!!」
後ろからの助け舟
「シリウスッ」
「おお!!」
ググっとこぶしをあげてリーマスにウィンクする
目と目で会話
「シリウス・・・・」
「う・・・おぉ・・・・」
ジェームズのドスのきいた声に犬はへっぴり腰になりながらも リーマスに「いっちゃれ!いっちゃれー」と合図している ピーターもその後ろから手をグルグルまわしてGOサイン
― 言います。リーマス・ルーピン15歳!言わせて戴きますっ
「ジェームズ!!」
「は、はいいいぃ!!」
びしっと背筋を伸ばして あからさまに動揺しているジェームズに近寄り
顔をコレでもかってほどに近づけて
「愛してるよ」
・・・!!!!
「○×▽▲★♪**P%$$#○■〜〜〜〜〜!!!」
ジェームズは わけのわからない言葉を口からだしながら ボっと顔から火を噴出して
バタっとその場に倒れた
「あ、ああ!ジェームズっっ!!」
自分で言った言葉に 後から恥ずかしさがこみ上げてくる
顔を真っ赤にしながらリーマスはジェームズを抱き起こした
「ぶぶ!天下のジェームズ様も 愛しのリーマス君からの愛の告白には腰砕けってね」
「本当、毎度 言われるたびに気絶してるよね・・・」
「うう、やっぱリーマス おもろ い わー 」
「ジェ、ジェームズー!!?」
微妙関西弁入りつつジェームズは ガクっと力尽きた
世界の片隅にいる そんなちっぽけな僕だけどね
君がいるだけで ほら
もう 誰にも負けない幸せを感じる事ができるんだよ
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最初シリアスのつもりがね 何故かギャグになったんよ って話。
テーマ「腰砕け」
裏テーマ「鹿と狼の連弾」
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