人生奮闘記

2006年05月13日(土) 新しい歩き方

隣に居る人が変わった。

今まで隣に居た人には申し訳ないと思う部分もあるけれど、
でも、少し離れることがベストなんだと思った。

そのこと自体にはずっと前から気付いていたんだけれど、
相手を悲しませることもわかっていたし、
自分の中にも甘えみたいなものがあったから、
踏ん切りもつかずに、「ただ」続いていた関係。

でも、そんな関係を変えた。
理由は簡単なものだと思う。
別の人に隣に居て欲しいと思うようになったから。
別の人にそばに来て欲しいと思うようになった、ただそれだけのこと。
でも、それは言葉で表現するよりもずっと重たいもの。

その重さが日に日に重くなってきたのを最近感じてて、
で、自分で頭で考えるよりも先に相手に伝えてしまった。

酒を飲んで、自分がわかったという感じ。
酒を飲んでしめした態度や行動を、
相手がどう受け取ればいいかで悩ませているってのを告げられて、
自分でもようやくはっきりしたっていうところ。

兆候自体には気付いていたけれど、それが確信に変わった。
それが今週一週間。
そして、耐え切れなくなって、首を吊る覚悟で電話で伝えた。
いつも思うが、これが一番苦手。
自分の奥底にある気持ちを伝えるのって難しいし、恥ずかしい。
でも、伝えてしまった。

生殺しにされている感覚で、相手の返事を待った。
正直、びくびくしてた。怖かった部分もある。
そぶえとも飲んだ。
こういうときに一番効く薬だ。さすが自称愛人。
でも、それでも足りなくて、
くろいわまで呼んでそぶえの家でオールになって、
あいつが部屋の片付けをしているから
外で待っていたときに電話で返事を聞いた。

夜の闇に包まれた道端に座り込んで電話越しに声を聞いていたんだけれど、
あの時の感覚はなんとも言えないものがあった。
でも、いい返事でよかった。

だから、これからはまた少し新しい人生を歩く。
新しい風を感じて、新しい音を聞いて、新しい匂いを嗅いて、
新しい時間を過ごして、新しい経験をする。

幸せの量なんて測れないし、比べる事だって出来ない。
それでも、今感じている幸せがうれしいってことがきっと一番。
だから、これからはそれを大事にしていく。


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