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2009年04月29日(水) ベトナム・カンボジアの旅(2日目)

2日目はホテルを9時に出発して雨の中、ハノイ近郊にあるハロン湾クルーズに。
ホテルの朝食は豪華。

「フォー」という麺類がものすごくおいしかった!!!
熱々を一人一人、目の前で作ってくれる。

湯葉のようにお湯の中に浮き上がってくるものすくいあげてその湯葉に野菜類を包んで食べる。


ホテルの前庭になっていたバナナの木。
いたるところバナナの木があって、食後のデザートもバナナ。青くても熟していてねばりけのある赤みのある黄色いバナナはおいしかった。


ハロン湾クルーズに。
ハロン湾は青い海面から大小幾千もの奇岩がそそり立つ世界遺産の湾。
ハロンとは「龍が降りる地」と云う意味。
風光明媚さは素晴らしくかすんで見える大小の奇岩は”海の桂林”と呼ばれる。
ハロン湾クルーズの醍醐味はその奇岩の間をぬうようにめぐるところにある。




漁船。
へさきに網をはって魚を捕る漁。



忠犬ハチ公に似た岩



ハロン湾にある大きな島に上陸して鍾乳洞を見る。
日本の鍾乳洞と違って山の上を登って444階の階段を昇リ降りをしてついたところが鍾乳洞。日本のように寒い風穴などなく、蒸し暑い洞のなかは石の塊がカーテンのようになっている。

ライトアップされた鍾乳洞。


鍾乳洞をでたところで店を開いている人がいた。

ここで危なさそう(不潔)だったけれど、(きたないなたで椰子の実を切っていたので)椰子の実を買って飲んでみることにした。二つで3ドル。
甘くて飲みやすかった。


また船に乗ってハロン湾をクルーズしていると、突然海賊船が近づいてきた。
あれ〜!自衛隊の船はどこ?などと言っている場合ではない。
小船にのった海賊船!海賊は勝手に我々の船の船べりの窓を開けてものを売ろうとする。
海賊と云うほどでもない。ただの物売りだ。ほっ!!




しばらくして水上生活者が営むいけすの船に寄ってみることにした。
赤いシャツの男性はベトナムのガイドさん、TIENさん、日本名を進さん。私は彼をしんちゃんと呼ぶことに。

かぶとがにとシャコ。
ここの生簀で魚を買って船で料理してもらうことが出来るが、なにしろ生簀の水が汚くてとても買う気がしなかったが、韓国や中国の人はじゃんじゃんここで買っていた。

生簀を離れてまた船にのり、船の中で海鮮料理の昼食を食べることにした。


二つの奇岩はハロン湾のシンボル。雄鶏と雌鳥の形をしている。
小雨が降る中をハロン湾クルーズは終了。


今度はベトナムが誇るバッチャン焼きの陶磁器村を訪問。
秀吉の頃、このベトナムの陶器は「安南焼き」と珍重された美しいブルーが好まれた。
絵付けをしている人。

バッチャン焼きの陶磁器店が並ぶ道。



バスにのり、またハノイへ。

ハノイ市内はものすごい数のバイクがひしめいていて、信号はあってもなくても同じ。青でも赤でも突っ走るバイクや人で危険!危険!
事故は20万円の罰金。人を轢いても20万円。轢かれ損。気をつけないと。

ハノイ市内、ホアン木エム湖に近いレストランで夕食。

あたたかい蟹のスープ






デザート。

レストランをでてから「水上人形劇」を鑑賞。
「水上人形劇」は水面をステージにして農村の生活や伝承などを操り人形で演じる伝統芸能。
水が張った舞台のすだれの後ろ人間がいてそこから長い棒の先につけられた人形を水に浮かべてあやつりながら人形劇が演じられる。

桃太郎のようなストーリー。

フィナーレはすだれの後ろの人間が出てきて拍手喝采をあびて終わり。
人形劇にかかせない音楽は生演奏でベトナム独特の胡弓のようなものや独自の楽器と笛が東南アジアの音曲を奏でていて素晴らしかった。西洋の音階とは異なった音が体の中を心地よく流れ同じアジア人として懐かしい音だった。

水上人形劇が終了してホテルで就寝。ホテルは窓がなく国営のみじめな宿だった。
部屋に入るとすぐ蚊に刺された。
ここの蚊はデング熱をおこす元といわれていて慌てて薬を塗った。


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