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| 2004年03月10日(水) |
魔法のじゅうたん(北アフリカ、モロッコ篇) |
水中翼船に乗ってジブラルタル海峡を渡って北アフリカのモロッコ、タンジール港へ着くとそこはまるで異国だった。 カスバ(城郭内の住居)へ行ってみたが、ものすごく不潔だった。 カスバは有名な迷路となっていて地元民でも迷ったらでてこれないと言われている。 覗いて歩き回ってみようかと思ったが、妖しげな水タバコをくわえて座ってこちらをみつめる男の視線がからみついて気味悪くやめることにした。カスバのモスクは古びていて 趣がある。 外には四角いトルコ帽のようなものをかぶった老人達がなにやら妖しげなものを飲んでいた。 「何飲んでるの?」と尋ねてみた。すると飲んで見ろと薦められてしまった。まさか麻薬かも??飲んでみると、頭が痛くなるような甘いミントティーだった。 水タバコも吸わせてくれるよう、頼みたかったがやめた。
カスバの迷路に迷い込まないうちに早々にここを引き払うことにした。。 やがてジュータン屋に入って小さなじゅーたんを買った。値切ったつもりだが、だまされたかも知れない。ま、これが旅の面白さ。
お腹がすいて、レストランに入ってモッロッコ名物を食べることにした。「シシケバブーとクスクス」を食べた。ケバブはおいしかったが、クスクスは黄色いぱさぱさのまずい鳥の餌みたいだった。そのうち突然変なものが乱入してきた。 有名なベリーダンスだ。 おへそに金のピアスを食い込ませて、腰を激しく振って、胸もゆさゆさと振ってものすごい。世の中の男性全てが悩殺されると言われているベリーダンスだが全然悩殺どころか気味が悪い。だって、お腹がたぷたぷした毛深いおばちゃまのダンサーだったから。アンジェラと私は笑い転げているうち、気がつくと、目の前にダンサーのおばちゃまのお尻があった。顔をまじまじとみると深い皺がきざまれていた。急に二人とも笑えなくなってしまった。 最終便の船に乗り遅れるとこのカスバで野宿するはめになるかもと、そうそうにモッロッコを引き上げ、スペインに戻った。
懐かしのジュータンの上には、今、愛犬が夢の世界をたゆたっている。 もしかしたら、このジュータンは魔法のジュウタンかもしれない。 呪文さえ知っていたら、世界中をこれにのって旅できるかも。
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