| 2001年12月15日(土) |
土曜日/朝マックの日 |
年末に向けて、masayaはとても忙しいみたい。 メールのレスも返す暇がないくらいで、 とても疲れていそうな感じ。 でも、その代わりに昨日も電話をくれた。
忙しいよぉ。
そなのね?
うむ。忙しいなぁー。
そかぁ。じゃぁ、仕方ないねぇ。
うううん。
ねぇ、明日は?午前中出動するの?
ん?家で仕事するよ。
逢える?
そだね。では起こしたまへ。
そう約束したので、朝起きて少ししてからあたしはmasayaの携帯に電話をかける。 コール音が10回。 『留守番電話サービスセンターに…』 やっぱり、まだ寝てるのね。 今度は家の電話にかける。 3度目のコール音で、今度は出てくれた。
ふあい。もしもし。
寝ぼけた声。やっぱり寝てたんだぁ。 朝っぱらからだと言うのに、あたしはPCのちょっとした不具合を相談する。 masayaは寝ぼけながらそれに答える。 彼の言う通りにやってみるとうまくいった。
寝ぼけてるのに、答えれてえらいだろ。
ほんとだ、えらいよね。とってもオタクちっくだよね。
今から桃色ですかぁ?
桃色もいいなぁ、、、でも沸かさないとだめだしなぁ。
あたしは今から桃色になる。
では上がったらもう一度電話をおくれ。
お風呂から上がって、支度をしながらあたしは再度電話をする。
ふぁい。もしもし。
あ、また寝ぼけた声だ。まあた寝てたのね? 待ち合わせ場所をきめる。 お腹が空いてたので、朝からマクドナルドに行く事にした。
車で15分。masayaの家の近くのマクドナルド。 9時半に待ち合わせに間に合うように車を走らせていると 信号待ちするmasayaの車が見えた。
隣同士に車を駐車して、一緒に店内に入る。
ねぇ、何食べるぅ?
あたしはホットケーキのセットで、 masayaはマフィンのセット。 隣に座るmasayaは眠そうだ。
眠いの?
あい、眠いよ。適度に。
食べ終わって、煙草を吸って一息ついてから、 あたし達はマクドナルドを出た。
masayaの車に一緒に乗って、キスをする。 ちゅっ。
うーん、見えるよね。そだね。
でも、何度かキスをする。 フロントグラスから日射しが降り注いで 外はすごく寒いのに、車の中はとても暖かい。
「眠いねぇ。」 「眠いねぇ。」 「あのねぇ、、、。」 「ん?」 「ちゃんとキスしてくれよぉーって感じですが。」 「じゃぁ、あっちに移動しますか?」
あたしの車は後部座席にスモークが貼ってあるので、外からは見えにくい。 移動して、今度はちゃんとキスする。 舌と舌が絡まりあう。 唇と唇が音を立てる。 masayaの唇にあたしのピンクの口紅が着く。 でもそれも、何度も何度ものキスでしだいに薄れて行く。
後部座席で半ば押し倒されるような形で あたしは彼の唇に身をまかす。 悪戯好きな彼の手は、あたしの胸をまさぐる。 あたしの太股を撫で回す。
ダメだよぉ。
ん?ダメか?
だって、【起動】しちゃうもの。
『じゃーん』起動させてみたよ。
んもう、バカ。
masayaの左手が徐々にあたしのTシャツをめくりあげていく。 ほとんど外からは見えないと思うんだけど、、、。 乳首を軽く噛まれて、あたしは声をあげる。
あっ。、、、見えるよぉ。
masayaは車の中であたしの色んな所を触って反応を楽しんでる。
ねぇ、、、楽しいの?
楽しくないと思う?
気になってフと気付くと、2台向こうの車の前に中年の男性がいた。
あ、人がいるじゃない。知ってた?
知ってたよ。
…見えてたかも。
masayaは相変わらずあたしの上に被いかぶさって悪戯する。
ね、ね、もう、あたしだめだよぉ。
ゆうちゃん、時間ないんだろ?
お昼までに帰りたい。
…時間ないけど、連れ込んでしまおうか?
結局、あたしの車でそのままmasayaの部屋に来てしまった。 仕事の書類が相変わらず散乱している。 今のmasayaがどれだけ忙しいかがよくわかる。 部屋は冷えきってて、寒い。 ファンヒーターを入れて、煙草を1本吸ってあたしとmasayaは裸になる。 時間がなくて、今日は脱がされている余裕もない。 ベッドにはいると、毛布があったかくて、彼の身体もあったかくて でも、指先は寒い中を歩いて来たので、冷たかった。
抱き合ってキスしている時間が一番好き。 暖かくて、柔らかで。 masayaの唇はぽってりとしてて、吸い付くよう。 温かい舌の感触。 時折歯がカチっと当たったりして。
目を閉じると顔が見えない。 だから、たまぁに、じぃっと顔を見たりする。
何?
なんでもない。
時間がない。すぐに帰らないと。 前戯もほとんどないままに、masayaがあたしの中に入って来る。 あたしのそこは、車の中から、もう濡れてたので 簡単に彼を飲み込む。全部。奥まで。
気持ちイイヨ…。
そう囁かれると溶けそうになる。 深く貫かれて、抱き締められると、泣きそうになる程感じる。 塞がれた唇から声がもれる。
何度も抱き合っているうちに masayaはあたしがどうすれば感じるのかをもうわかっていて 正常位で、あたしが彼の首に手を回すと彼はあたしを抱き寄せながら聞く。
来たいの?
頷く間もなく、あたしは抱き上げられて彼の上になる。 前後に腰を動かして、彼はタイミングを合わせて時折あたしを突き上げる。 おかしくなりそうだと思うが、あたしの身体は動く事を止めない。 いやだとかダメだとか否定の言葉ばかり口から出てしまう。 でも、御願い止めないで、、、。
バックから突かれる。 彼の両手はあたしの両腕を掴む。上半身が浮いたようになる。 逃げられない、、、。そう思うと余計に感じてしまう。 普通に手をついての後背位とは上半身が反っているからか 当たる場所が違うみたい。体中が汗ばんでいる。
いつもより、短い時間の激しいセックス。 masayaの身体に当たっているあたしの両脚は 途中からふるふると震え出して、 彼が果ててからもしばらくは、震えが止まらない。
プルプルしてるね。
うん。してる。
抱き締められて、少しの間、震えと収縮を楽しんで あたしたちは離れる、いつものこと、、、だけど今日に限って
…ティッシュが見当たらない。
離れてから、masayaは裸のままダッシュで新しい箱をあけて、 あたしに手渡してくれた。 うふふ。間一髪です。間に合いました。笑
間抜けだねと笑いながら、けだるい身体を起こして身支度する。 立ち上がるとまだふらつくのに。
あたしの時間を気にして、masayaの車を取りに行くのに 途中まででいいと言われた。 確かにもう時間がない。
マクドナルドまで少し距離がある交差点で、 さよならの軽いキスをして、またねって別れた。
でも、masaya、来週も忙しそうだなぁ、、、。
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