お気に入り・選抜映画感想日記
daya



 乙女の祈り

思春期の危うい、女学生2人は、
ラスト、うざい母親を殺してしまう。実話。


なんとなく、「ゴースト・ワールド」みたいな感じかな・・・。
どちらも女の子2人のキャラがいい。


いやいや、最後に、母親殺してしまうんだから、そんな軽い話じゃないんだけど。

ケーブルテレビの予告では、「幻想的に描く・・」とか言ってます。
監督は、「ロードオブリング」の人なので特集でした。
確かに、<観てしまう>作品。

女の子同士の、親友が、あれやこれや、2人の世界をつくり
はしゃいだり、あそんり・・ちょと、同性愛風だったり、お互いの両親はそれをうさんくさく思うわけですが、上手く描けていました。

なんで、母親を殺してしまうか・・?

そこの処は、大人たちから見れば、もちろん私がみても
「うそぉー!!」なのですが、
なんとなくに、解かるのですよね・・と言うか、「わからない」のが
よく解かるのです。

学校・家庭・社会・に違和感を持っている思春期の乙女が
理解できる相手を見つけて、はしゃいじゃうのよね・・・。
徹底的に・・・。
この話の場合、一人が、「結核」になってりもするのですが・・。

もちろん、うざいからって親を殺すのは、よくないですが、
こーゆー同性の友人関係って、一時期は誰にもあって然りで、
理解できる友人を持てない事の方が、誰かと世界を共有できないことの方が
問題だわな・・・とかも思ってしまう。

もう、私達の世界が、すべて!って時期あるものね・・。

しかし、思春期のとっぴな問題行動、殺人とか自殺を扱った作品って
綺麗に幻想的に楽しげに・・・そしてラストは、悲惨な結末。
なぜに、そーなったかは、説明しない。わからない。

ってパターンが多いよね。。
なんか、お決まりのパターンぽいけど、観る側を納得させるのは
難しいかも。。

その点、なんとなく納得できたので、優良作品だろうと。

ヴェネチア映画際銀獅賞受賞。






2004年09月10日(金)
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