気が付けば保身。これこそが愛の対極にあるものであり、愛を貫くために捨てなくてはならない一番むずかしいことである。教室内のいじめっ子を注意すると自分もいじめられる恐怖からそれができなかったり、誰がみてもおかしな戦争を相手が大国であるために口出しできなかったり。そのすべての元凶は保身にある。だから愛は口で言うほど生易しいものではないのだ。