不定期刊Ko-chan

2010年06月13日(日) ランカウイ旅行3日目

今日の日記は長いです。

のんびり朝ごはんを食べ、自然いっぱいのホテル周辺やプールサイド、プライベートビーチを散策しました。
そうそう、このホテルには、各部屋に人数分の日傘が備えられているんです。

番傘チック


金具は一切使用していません。
とめ具等は竹(多分)です。
この日傘で森をお散歩するわけです。アラステキ!

ホテルのお庭は毎朝整えられています。
お散歩中も、ホテルの人たちが花を植えていました。

白いひよひよ 黄色い三連星 花は中央の小さいのだけ


浜辺のそばには、雰囲気たっぷりのビーチサイドバーがあります。
グラスが日に当たって綺麗でした。

きらきら


さて、ビーチへ出てみると…
昨日はなかった流木が!

でっかいです。
こんなのまで運んできちゃうんだ、波って。
すごいなぁ。

ざざーん


絵になるなぁ。

サンゴも貝殻も、今日もたくさん。
白いカニさんもいました。
親指のつめくらいの、小さい子たち。
ものすごく足が速くて、残念ながら写真は撮れませんでした。
ありゃー連続撮影でもムリです。

遠くにちょこん


森の中に、同じ系列のホテルが見えます。
あちら側からこっちを見ても、多分あんな感じなんでしょうね。

冴えた青


今日もとってもいい天気。
うむ、これはついてるぞ。

その後は、ホテルのショップでおみやげ探し。
さらさらのチュニックワンピースと、布製で南国のモチーフがついた小物入れ、ココナツのコインケースを買いました。
ワンピースはタイのものなのですが(近いからか)、すごく軽くて可愛いんですわ。
ほとんどが一点物。種類が豊富だったので、あれもこれも目移りしてしまいました。

と、それから、なまこせっけんも購入。
地元の人々が昔から、民間療法に利用している「ガマ」というなまこ成分が入ったせっけんです。
こちらは事前に注文しておいて、ツアー最終日に受け取ります。楽しみ。


午後はカヤックツアーに参加しました。
タンジュン・ルーあたりにマングローブの川があって、そこをカヤックで行こう!というものです。
ここからの写真は、カマドさんの防水カメラによるものです。ありがとうカマディ!
ありがとうといえば、ホテルでバスタオルを貸してもらえました。
お水のペットと一緒に、ホテルロゴが入ったバッグに入れて渡してくれました。おおお。

さて、ホテルからは送迎車で船着場へ。そこからボートに乗って繰り出します。
このボートが、(良い意味で)なんともレトロ。
木製で、もう色が白くなりかけていました。
ガイドさんによると、元々は漁に使っていたものだそうです。
年季の入った木のボートについた、最新式のエンジン。
すごい速度で川を走ります。

いやっほう!


風が気持ちいい〜!

川に建っているプラットホーム(魚の養殖場)まで連れていってもらい、そこで準備をしました。
水着の上にラッシュガードとドライスーツ、ライフジャケットを着込み、虫除けと日焼け止めをぬりぬり。
お手洗いも済ませ(川にはお手洗いないからね!)、再びボートに乗り込んで、いざ出発!

川の両岸には、ヒルギの森。
生物の宝庫であるランカウイのいろんな生き物がいます。
これからカヤックを漕ぎながら、彼らを観察させていただくというわけです。

水墨画みたいと言う人も


最初の方に、でっかいトカゲちゃんに遭遇。
岩の上でのほほんとしていました。
いや、実はのほほんとはしていなかったのかもしれませんけど。
多分私の身長くらいあったんじゃないかな〜。

カヤックに乗る前に、ガイドさんがコウモリの洞窟見学に連れて行ってくれました。
(繁殖期の終わり頃だけど、短時間なら大丈夫だそうです…その言葉信じるよ?)

えらく狭い洞窟です。(嫌な汗出てきた)
這って入ります。(心が折れそう)
天井低くて立てません。(私の手を離さないでカマドさん!)

閉所恐怖症気味の私には、最初すごく怖かったんですけど。
コウモリの親子たちが可愛くて可愛くて!
親御さんが、お子さんを抱っこしているんですよー。
で、徐々にぶらさがる練習をさせるんだそうです。
さらに、託児所まであるんだそうです。
みんなで助け合って子育てしてるんですね〜。
コウモリ可愛いちょうかわいい…。

洞窟から出た後は、いよいよ本番。カヤックに乗ります。
安定性があるので、こんな運動音痴さんでも大丈夫。転覆しません。
ちゃんと講習もありますし。…保険もありますしね?

私たちは二人乗りカヤックを漕ぎました。
カマドが前で、私が後ろ。(座高的にもこれがよかろうて)

そして翌日、筋肉痛になるのだった


うん、なかなかサマになってるんじゃないですかね?

ボートとは違って自分で漕ぐので、岸ぎりぎりまで寄せられます。
静かに近づけば、透明な小さいフグたちの群れを見ることができます。
このフグ、模様が蛍光の黄色なんですよ。
だから結構目立ちます。
サヨリやエビもいっぱいいました。
岸辺の泥地には、シオマネキやムツゴロウがわんさか!

ランカウイのシンボルである海鷲も、青い空を悠々と飛んでいます。
そしてそこかしこに、カワセミの仲間・ナンヨウショウビンが止まっています。
じっと見ていると、お魚獲りまで披露してくれました。美しい…!
無料貸出の双眼鏡で、しっかりばっちり観察できました。


森も、川も、とても静かです。
鏡のようになった水面には、奇岩山や木々が映りこんでいます。
逆さ富士ならぬ逆さマングローブ?
これもカヤックならではの景色なんだそうです。
確かに、エンジン付きボートに乗ってたら波が立っちゃいますもんねー。

ここのヒルギは胎生種子植物。
親木から尖った種子が落ち、泥に刺さって成長するということです。
たまに漂流している種子がありますが、いつか岸に着いて芽吹くらしいです。
ただし、親木のすぐ下に落ちた種子は、日光が遮られてうまく大きくなれません。
そこで、親木はひとつだけ、種子を遠くへやるのだそうです。
漂流している種子が、たぶんそれ。日の当たる場所へ我が子を送り出すわけですね。
すごいなぁ。ヒルギすごいなぁ…。

カヤックに乗って流れに身を任せていると、時々、「パチン」という音が聞こえます。
貝が鳴っているのだとか。
干潮のため、水に浸かっていた貝が顔を出して、気圧の変化で音を出すそうです。面白い音…! 耳に心地良いです。

キツツキが木をつつく音も聞こえます。


しじまの中を流れていると(漕がなくても前に進みます)、「おやつにしましょー」の声。
さっきのボートに、飲み物と軽食を用意してくれていました。
と、その前に!
ガイドさんが鳥を発見!
みんなで行ってみると、さっきのナンヨウショウビンと、キツツキがいました。
ショウビンはすぐ茂みに隠れてしまいましたが、キツツキは、川からよく見える木に止まって、おもむろに木をつつき始めました。
先ほども遠くに聞こえた音が、こんなに近くに! 小気味よい音です。
下の方から登りつつ、こんこんこんこんつつきます。
虫を探しているのだとか。
やー…こんなに間近で見られるとは思いませんでした。
首が細くてやわらかそうで、すっっごく可愛かったです。

キツツキ観察の後に、改めておやつタイムです。
練乳入りミルクティと、カレー風味の野菜揚げ餃子風。
どちらも美味しかった〜。おかわりしたい!
少し運動した後だから、余計にそう感じたのかもしれません。

ちなみに、おやつを食べるのもカヤックの上。
うっそうとした森を眺めつつ、穏やかな流れの上でのんびり食べるのです。

おやつタイムが終わると、そろそろ夕方。
奇岩のまにまに、桃色の雲がひろがります。

そうそう。
ヒルギは基本緑色の葉っぱなんですが、たまーに、黄色い葉っぱがあります。
紅葉のはじめかしら? なんて思っていたら、違いました。
塩分を排出するために、選んだ葉っぱにそれを集めて、切り離すのだそうです。
言ってみれば、犠牲の葉っぱ。
生きる力はすごいけど、なんだか寂しい色でした。


さて、日が暮れる前にカヤック終了。
またボートに乗り移ります。
そしたらガイドさんが川にドボーン!
いえーい泳ごうぜーというわけです。
足もつかないし、川の中も見えないけれど、ライフジャケットを着ているので大丈夫。
ほんのり冷たい川に浮かんで、木々や奇岩や広い空、それから遠くに見える海を堪能しました。
仰向けに浮いて空を見ていると、自分がだんだん水にほどけていくみたい。

夕焼けは、怖いくらいに綺麗な色でした。
あまり時間が経たないうちに、雲の表情がみるみるうちに変わっていきます。

しばらくの遊泳後、再びボートに引っ張り上げてもらい、川の上のプラットホームに移動しました。
そこで待っていたのは、マレーの家庭料理。
ラッシュガードやらスーツやらを脱いで洗い、自分の体も真水で滝行、もとい頭から水をかけてもらって塩を落とし、着替えたらごはんです。

ビールならぬパインジュースで乾杯!
(もちろんビールもあります。ツアーで一緒になった男性はビールでプハーッ! でした)
そして、マングローブの炭で作ってくれたお料理が、テーブルに並びます。
メニューは焼きたての魚、ナシゴレンにミーゴレン、スープに野菜炒めと盛りだくさん。
どれもんまー。ホテルのより美味しい〜。

ガイドさんも同席して、星の話などで盛り上がりました。

ふと外を見ると、もうすっかり日が暮れて、美しい星空が広がっていました。
明るい屋根の下から出てみると…

う、うわあ、うわああああああ!!!!

す ご い 迫 力 。

落ちて来そうな星々が、漆黒の空にきらきら、きらきら。
地元の星空より、なんというか、近いです。
北斗七星の肉眼二重星も、バッチリ。
おそろしく綺麗でした。
これがほんとの星空なんだなぁ。

お見せできないのが残念です。
機材と時間があれば、撮影してみたかった…!


プラットホームの別サイドでは、スタッフさんがイカ釣りをしていました。
光るホタルイカです。ちっちゃい。
さらに、サヨリがすぐ近くを群れて泳いでいました。

食事を済ませたら、とうとうツアーも終わりです。
ボートに乗って、船着き場へ。

と、ガイドさんがボートを止めました。
「川に手をつけて振ってみてください」

なんでしょ?
と思いつつ、川で手をパチャパチャやってみると…。

光った!

手をつけたところに、金色の小さな粒子状の光がふわっと広がりました。

夜光虫です。

初めて見ました…!

ガイドさんいわく、「川の中の星」。
詩人だな!
でもまさにその通り。

再びボートがすべり出すと、金の軌跡が煌めきます。
うつくしい…。


船着き場へ到着すると、ボートがわんさか止まっていました。
ボートに立ったガイドさんが、それをガスンガスン手でかきわけて桟橋へ(笑)。豪快です。

すごく楽しい時間をいただきました。ガイドのTさんありがとう!
お礼を言って、お別れしました。

帰りもタクシー。
カマドが「マレー語をひとつ覚えたよ」とのこと。
「プランプラン」。「ゆっくり」だそうです。
車を安全にゆっくり運転してもらえるように、ガイドさんがお願いしてくれたのです。
ううむ、アフターケアも万全。
もしまたここへ来ることがあったら、是非こちらのツアーを選びたいと思います。
(お料理は美味しいし、ガイドさんは日本人だし)


とびきりの思い出ができました。
明日、いよいよ帰国です。


・朝食(ホテル内ビュッフェ)
 グァバジュース
 紅茶
 わかめと豆腐のお味噌汁
 たきこみごはん
 柴漬け
 ビーフのベーコン
 ベリーのヨーグルト
 ライチと桃のパンチ(ノンアルコール)
 チョコデニッシュ
ここのホテルはチョコものが特に美味しいです。昨日のチョコミルクとか。
お味噌汁の器のフタを開けたら、なんにも入ってなくてちょっと驚きました。
豆腐とかわかめとかネギとかは、その器の傍らに用意してあって、後から放り込む形式でした。
おもしろい…。

・昼食(ルームサービス)
 スパゲティボロネーゼ
 パン
味はごくごく普通。でも、疲れた胃腸に優しかったです。

・おやつ(カヤックに乗りながら)
 練乳入りのホットミルクティ
 カレー風味の揚げ餃子(じゃがいもとか葉ものが入ってました)
どちらもあったかくて美味しかったです。残念ながらおかわりはナシ。

・夕食(カヤックツアーのさいごに)
 魚の塩焼き
 トムヤムクン風スープ
 ミーゴレン
 ナシゴレン+とりスープ
 お酒を入れて炊いた白いごはん+チキンサテーのピリ辛ソース
 ちんげん菜もどきの炒め物
 パイナップル、マンゴー、モンキーバナナ
 パインジュース、ソーダ
家庭料理は優しいお味。特に魚と野菜炒めが美味しかった〜。
ごはんもふっくらしてて、日本米に近かったです。


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