| 2009年04月27日(月) |
今日の一冊「サ.ー.カ.ス.物.語」 |
エンデ著 『サ.ー.カ.ス物語』 。
知恵おくれの少女・エリがいる、ボロボロの小さなサーカス。 つぶれかかったその一座は、町の広場から立ち退きを要請されていた。
広場での最後の夜、道化師のジョジョは仲間を励ますために、あるお話を語り始める。
物語の中では、エリは可憐な王女様。ジョジョは立派な王子様…。
儚く切なく、美しい物語。 サーカスを襲う現実と、劇中劇の幻想の対比、融合が見事です。 とても悲しいストーリーですが、何故か希望を抱かせてくれます。 80年代に訳されたものですが、今のこの時代にこそぴったりなのかもしれません。
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