ゆらりくらり
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2004年08月14日(土) 焼き茄子

・・・・恥ずかしながら
初作成。

焼きナス食べるのは好きで
実家ではよく母にリクエストしておりましたですよ。

ある朝 母がナスをグリルに入れたまま
洗濯物を干しに行き、
とりのこされたナスが心配で父に相談。
この母にして私あり。というほど 母はよく料理を焦がしているわけですよ。
そんなところで父も焼きナスは作ったことがなかったので
「焦げてしまうんでないべか・・・」
と言い、茶色くなったナスを救出したのであります。

と、そこへ母が帰ってきて
「それはまだ火が通ってないよ どっこに〜」
グリルにナスを戻して焼き始めました。

「どこに」というのは
多分秋田の方言というか 言い方で
「どこに そんな人がいる(いや、いるわけがない)」
という略なわけですが
当時の私はどうにも情緒不安定で、ひとつの出来事を
自分の全否定と受け取ってしまうような子供でした。
それに加えて
皮が焦げるくらい ナスは焼ききっていい。
というかそのくらい焼かないとなすには火が通らない。
というのがですね、なぜか怖くなってしまったんです。

皮を剥き始めたら もう後戻りは出来ない・・・
果たして私には ナスを焼ききるだけの度胸があるだろうか・・・

そんなこんなで(なかなか理解は出来ないと思いますが)
私は焼きナスを作るのが怖かった。
食べたいけれども作れなかった。居酒屋では食べる。
つくってくれれば食べる。

・・・やれやれ。
自分で食べるんだから
失敗したところでどうということはないんですけどね。

まぁ月日もたちまして
だんだん料理にもナスにも慣れてきたところで
一念発起ですよ。
やりましたよ やりました。
おいしかったです。

ナスは買ってから少したっていたのでタネは育っちゃってるし
ところどころ身も剥いちゃってるし
逆に皮が剥けないところもあったし
こげくさいところもあったし
冷やしてもないし

でもね じゅうぶんおいしかったです。
しょうがをすりおろして花かつおをばばっと散らしてお醤油かけてね。

その後復習のために ゆににコツも教わりました。
皮がむけないのは火が当たっていないから。転がせばOK。
焦がしちゃうとやっぱそれなりに焦げ臭いので
そんなに焼かなくていい。 などなど。

要は慣れなのですが 頭で分かってても
なかなか実行に移せないことって多いですよね。

まぁたぶん 焼きナスは今後もふつーにつくり続けられることでしょう。
は〜 よかったよかった。

×××××今日のお飲み物×××××

☆・・・水。


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