kumohikaruの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年11月17日(水) モーツアルトの39番

最近、モーツアルトつながりがあってオーケストラの生演奏を聴きに生きまし

た。


宮本 輝の「錦繍」という小説のことを話していたら、そこにモーツアルトの

曲しか流さない喫茶店がでてきて、主人公の女性が好きな曲は「交響曲39

番」で生と死を人生を感じるというようなことが書いてありました。

なぜか、この話は宮本 輝さんの講演を何年も前に同じ時に聴いていた、喫茶

店の店主としていたのですが、その人がモーツアルトが好きだそうで...。

「錦繍」は講演の時、私がサインをもらうために買った本でした。

講演の中で、印象に残っているのは「どうしたら小説家になれますかと聞かれ

ますが、その人に小説は書いているか聞くと書いてないといいます。まず書い

ていないとダメですね。」

何も書いていないで日々を過ごしていた私だから、印象に残っているのでしょ

うか。その後、詩とか書くためのひとつの布石ではありました。


仕事仲間にモーツアルトの39番がプログラムにある演奏会のお誘いをいただ

いたので、行くことにしたのでした。


演奏が終わって、指揮者演奏者への拍手やみんなの笑顔を見ていたら、音楽を

聴いたこととそれ以上に美しい気持ちになりました。

皆様ありがとうございました。

パチパチ...パチパチパチ。


kumohikaru |MAILHomePage

My追加