ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2004年07月06日(火) 企業色

「零式艦上戦闘機」 俗に言うゼロ戦の正式名称だ
長大な航続距離を武器に太平洋を暴れ回った名機だが
同じ海軍で一式陸攻(陸上攻撃機)という爆撃機もあった
双発機のこの機はゼロ戦以上の航続力を持っていたが
どちらの機も翼自体を燃料タンクとする構造(インテグラルタンク)で
搭載燃料量を稼いでいたのだが、軍用機としてリスクの高い方式であったにもかかわらず
ろくな防弾設備を持ち合わせなかったため、一撃で火を噴いたそうだ。
特に後者は米軍から「ワンショットライター」などというニックネームを
付けられるほど良く火を噴いた。

2機種とも同じ会社が作っていたが、戦後かなりたつ現在でも
分社化されたとはいえグループ企業として存在している。

三菱って昔から火を噴く乗り物を作るのが得意だったんだね

蛇足だが当時の日本機は防弾設備は同じような物で
有名な陸軍の戦闘機「隼」も同様に燃えやすかったそうだ。
隼をはじめ、多くの日本機を作った当時の航空産業第一位の中島飛行機も
名前(業種)を変えて存続している。富士重工(スバル)だ。

次に火を噴くのはレガシーかも知れない


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