陸橋...東風

 

 

- 2012年02月29日(水)

其のひとと働けるのも、あと残り1ヵ月となった。
其のひとの存在は勿論だが、そもそも今の職場は大変気に入っていて。
そして新年度の職場は古巣なのだが、凄く面倒くさい場所である。
何よりも、もう関係修復が殆ど不可能な例の同期とまた一緒に働くのである。
実に面倒臭い。
し、今の職場を離れるのは本当に淋しい。
いずれ戻ってくるつもりではあるけれど。


其のひととの関係は、良く解らないというか
多分其のひとも、職場の後輩以上の感情を持ってくれているようである。
前の日記には
「メールのやり取りの内容が少なくとも普通の上司と部下の関係では無い」
と書いたけれど
正直それ以上だと思う。
メールを見返すと、其のひとからの好意を感じられる。
勿論、私から其のひとに送るメールの方が更に好意を表す言葉をちりばめているけれど。

「好き」という気持ちを正直に本人に伝えられて
それを喜んでくれて、少しだけ応えてくれる。
今のそういう関係はとても幸せ。

好きという気持ちを表現することを
其のひとは許してくれたから。
私は何度でも其のひとに伝えるだろう。
「あなたが好きです」と。

そして多分。
私たちは近いうちに関係を持つことになる、と思う。
そうなった後、私たちの関係はどう変化していくのだろう。
1回だけの関係で終わってしまうのかもしれないし
続くのかもしれない。
いずれにせよ、私たちの関係の今後は、其のひとの意思に任せようと思う。

其のひとが続けたい、と思ってくれているのなら。
私は関係を続けるだろう。
1回寝ればそれでいい、と思っているのならば
それならその意思に従うのみ。

ただひとつ解ったことは
其のひとも私ほどではないかもしれないが、関係を持つことを望んでいるようだ、ということ。
私に対する同情だけでもないらしい。
身体への欲求だけだったとしても、まぁそれはそれでいいのだ。
其のひとが私を抱きたいと思ってくれているのならば、それでいい。

一番大事なのは、私が其のひとが好きだと言う事実なのだから。

以前に比べると、其のひとからメールが返ってくる頻度は格段に上がっている。
けれど返信の全くない日もあって。
そういう日はやっぱり切ない。

でも仕方がないことなのだ。
其のひとには家庭がある。
私に悠長にメールをしている時間など、家庭にいる時は存在しないのであろう。

一方で、私にも夫がいる。
夫とはもはや身体の関係は殆どないけれど、それでも愛しているのは事実。

お互い、絶対に崩せないものがある。
私は其のひとの家庭を壊すつもりなど、毛頭ない。
多分其のひとも、私と夫の関係が壊れることは望んでいない。

私達は大人で
お互いの狡さを認めながら
自分たちの都合の良いように、関係を解釈する。
割り切った恋愛。
今回の関係がそういうものなのか?

けれど一方で。
私達はとても正直に恋をする。
全く装飾を用いることなく、相手を真っ直ぐに見て
互いの気持ちを伝えあう。
まるで10代の頃のむき出しの気持ちのようだ。
けれど相手をしっかり見据えて気持ちを読むこと、伝えること、
なんて素敵なことだろう、と思ってしまう。
少なくとも私は、一日の時間のうちの一定の割合は
完全に其のひとのことしか考えられなくなる。
粛々と仕事をこなす一方で。
いつも其のひとのことを思う。

あなたが好き。
見とれてしまうほどに。



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