陸橋...東風

 

 

行ってしまいました年次会。 - 2007年08月14日(火)

水曜から本当にハードスケジュールです。
水曜⇒当直(例によって何も引かなかったけど)、木曜⇒整形(旦那)絡みの飲み会
金曜⇒上京してきた友達と東京ミッドシティにてご飯
土曜・日曜⇒前の大学のサークル年次会in甲府。ついつい4時半まで起きてしまった…。
月曜⇒前述の上京した友達の観光と称しアフター6パスポートでディズニーシーへ。
体が限界に近づいているんだがこんな理由では誰も同情してくれまい。
今日は旦那が当直で、私は何も無く家でゆったりしています。ああやっと休めて。

飯作りすぎた〜食べ過ぎた〜。休みきれていない気がする。


土日のことについて書いていこうと思います。
凄く仲の良い友人が誘ってくれたので行ってみた訳です。体痛かったけど。
友人と合流して、そこで初めて誰が参加するんだか聞いてみた訳ですが
(まずそれまで聞いていなかったことが問題なんだが)
何てこと。あいつがいるじゃないですか。
去年いなかったからきっと今年も来ないと思っていたのに。何となく。

合流した20分後。全員集合したのですがおお、いたいた。あいつです。
もう二人の間に何だか微妙な空気が流れる流れる。
それでも仲良い子の車に乗ることになっていたから、まぁそんなに話す機会ないし気にせんとこ。と思っており。
実際そうしていたのでした。相手からも話しかけてくることもなかったし。

そうしたら何かの拍子であいつに左前腕をぐっと握られてしまった。

ええっと。どっかで味わったことのあるこの感覚。ああ、8年前のあれか。
本当にもうこの人は強引な人だよ、と思う。

ただ何よりも嫌なのはそうされることが少し嬉しいこの私自身。

その後は特に接触なく、夜も更け呑みが始まったのでした。
私は仲良しの友人と飲むためのワインを直前に買っており
皆で飲もう〜、といいつつ実は2人で殆ど空けた。

そうこうしているうちに何だかあいつと話してみたくなったんだ。

呑んでいる途中、写真を撮ることがあり
気が付いたら距離がかなり近くなっていた。というか、私の真後ろにいやがったのよ。
そうしたら何故か私の頭にあいつは手を置いたのだった。
その感覚も、昔味わったことのあるものだ。

そうして私は凄く客観的に気が付いてしまう。まだこの人が私は好きなのだ、と。
でもあの頃のように激しい気持ちなんかではない。ただこの人を見ていたい、という想い。
あいつに触れれば。あいつのことがもっと解るのかも知れないという誘惑。

そういうものが渦巻く自分。それをまるで真上から見ているかのような、冷静な自分。

不思議なことに、不意に触れてくるのはいつもあいつなのだ。
私に、何かを、思い出せと言っているの?

結局あいつとは仲良しの友人と3人で、仲間内で一番遅くまで起きていたのだった。
彼に触れることは結局無かったけれど
話していくうちに、彼の今が少し、見えた気がした。
全然変わってねえよこいつ、と昼間は呆れたりしたものだが
やっぱり人は少しずつだけど、着実に変わっていく。
彼の場合は、抽象的だけど、芯がぶれなくなった。
以前はもう気持ちが揺れまくって衝動の塊みたいな人だったけど。

朝まで話して、少しだけ仮眠を取って。
温泉入って、皆で朝ごはんを食べて。そうしてあいつとは別れた。

帰りの電車の中に、あいつにメールを打った。
話せてよかったこと。芯がぶれないあいつを良いと想ったこと。
そうしてあの頃とは全然違う気持ちで、私がまだあいつを好きだということ。

返事来ないかな、と思っていたのだけど、結局来たのだった。
読んでいて、苦笑した。
私達の距離感、一体何なんだろうね。
お互いがお互いを、友達以上に気にしてる。
でも絶対にそこを踏み越えてはいけないと、二人とも知っている。
だって二人とも怖いのだもの。
お互いの今のパートナーとの関係を崩したくないということは勿論、
一番怖いのはどっちも凄く苦しかった、あの10代最後の夏の気持ちを思い出すこと。
それでもあいつは一体何を思って私に触れたのか。
全然解らない。
いっそ聞いてしまおうか。酔いの勢いに任せて。

でも聞いてどうなるんだ、と、すぐに自嘲する。
思い悩むほどのことではない。
ただ喉に引っかかった小骨のように
気になるだけなのだ。


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