最近音楽をちゃんと聞いているのは実は当直の時のような気が。 - 2007年02月15日(木) というわけで医局で音楽に体を揺らしながらの更新です。 絶対おかしなひとだ。 今日も当直がとても暇なので、ボタン付けだったり補強だったり、裁縫なんぞしてみる。 それにしても再結成したイエロー・マジック・オーケストラの「RYDEEN 79/07」 何でこんなに恰好良いんだろう。 あれほど有名でインパクトの強い曲を、自分たちの手で全く違う形にしてしまう、凄さ。しかも原型を留めながら。 今本当にお気に入りです。 こういう凍てついたような寒さを感じさせてくれるような緊張感のある曲が大好きです。 Keiko Leeの「We Will Rock You」もそうだったけれど。 私の机の向かいは2年目の研修医の先生なのですが その机に置いてあった病棟からの手作りのクッキーやらの包みが無くなっていた。 昨日の夜足の早いお菓子が机に置いてあることをメールで連絡したとはいえ、それに気がついたのが今日の夕方。 現在外で研修中の彼女の姿を誰も見ていないのです。 よもや昨日の深夜に現れたのか、それとも今日の早朝かと思い「いつ来たんですか?」とメールしたらば 昨日も今日も来てないってよ。 しっかり宛名が書いてあったにも関わらず、どうも誰かが持って行ってしまったらしい。 ちなみにその先生が机の上の私物をいじられるのはこれで2回目である。 余程その先生のことが嫌いな人がいるのか、うーん。何なんだろう。 きっと凹むんだろうなぁ。うっかり事実を知らせてしまった。 とはいえ、何を考えてそんなことをするのか解らない。 愉快犯という説もあるのだが、今彼女が外で研修中で、本来ならお菓子の存在すら知らないままの可能性が高かった以上 それは否定されるだろう。 こういうの、嫌だなぁ。 そして朝ふと気がついたのだが、私の白衣のズボンがいつの間にか数が凄く減っている。 一気に洗濯に出した覚えはないのだけれど、手元にない。 しかし私の思い過ごしかもしれないので、取り敢えず静観。 というよりも。 万が一でも昨日あのひとの机に置いた手鞠のチョコレートが誰かに持ち去られていたとしたら 立ち直れないかもしれません。 今日はカテーテル検査と治療を受けていたおばあさんが、治療中に動き出すということが起こり しばらく見ていようかと思ったのだけど、明らかに支障を来たしているので急遽押さえ込みにかかることにした。 押さえ込むというよりも、手を握って言葉を掛けるというようなポジションになっていたのだが 検査の放射線浴びまくり。まぁ毎日浴びるわけではないので全然問題ないと思うが。 透視の機械(動くし)と清潔野を避けつつ患者さんの手を握りつつけるという動きは ヘルニアを抱えた腰にはあんまり良くない動きであった気がします。 横から見ていた旦那に「俊敏だね。」と言われる。そんなところで誉められても全然嬉しくない。 これらの手技の間中、科の部長であるところのあのひととずっと同じ場所にいたのだった。 やばい。何か前よりずっと意識している自分がいる、と物凄く焦る。 そのせいなんだろう。目が合うと本当に嬉しくて、覚えておこうと思う。嬉しかったことを。 全てほんの一瞬。でもその一瞬がもっとたくさんあればいい、と思う。 そうして気がつく。思ったよりもしっかりあのひとに恋しているんだな、と。 予定外のことで、自分でも驚く。 4月になって、ここを離れる時、どうなってしまうのかな、私。 でも今後こんな恋をする機会がそうあるとは思えない。 だから、せめて今だけはそれを楽しみたい。 叶わない恋だと解っていても。今はあのひとが好きだと言える。 気持ちが大きくなってしまうことは苦しいことだと解っていても それを止めることなんてできないことを知っている。 吐き出したくても吐き出せない気持ちが、私の中に徐々に積もっていく。 -
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