陸橋...東風

 

 

- 2006年10月18日(水)

いつも感じていた。
疎外感、というよりは馴染めない自分。
本当に不器用だな、と思う。
結局これまで、様々な場で馴染めずに生きてきた。
家族の中ですら、感じることがある。
今でも付き合いのある中・高の友人たちの中でも。
大学なんて、言わずもがなだ。
どうやっても、すぐには馴染めない。
時間を掛けてやっと馴染めることがあるぐらいで。
無理をしている自分に気がつくのだ。
だからいっそ一人でいても放っておいて欲しい、と思う。
それほど苦痛ではないから、可哀想だなんて思わないで。
可哀想だと思われていることの方がよっぽど辛い。
私の疎外感は、他の人への壁へと変質する。
結局自分で他の人を遠ざけているのだ。

でも全く逆の人間がいる。
気がつくといつの間にか、どこででも馴染んでいる人。
そういう人を見るとやはり、羨ましいと思うのだ。
妬みすら感じることもある。
その人も集団に馴染むのに、努力をしているのだろう。私の知らない努力を。

でも私はそのやり方すらわからない。
そして時々強く感じるのだ。淋しい、と。


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