陸橋...東風

 

 

ハリー・ポッターが見たい。 - 2005年12月09日(金)

国家試験の勉強はやばいくらいに進んでないですよ。ええ。
無事に嫁には行けても医者にはなれんかもしれん。
シャレにならない。


先月半ばからEMDR、始めています。
受けているのは結構きつかったりするんだけど経験としては面白いので記録しておく。

今日で4回目。多分。
1回目は一番ネックであるところの記憶に行き着けなかった。
自分でアクセス拒否したのだ。思い出したくなかった。

2回目でその一番思い出したくなかった記憶にアクセスしてしまった。
治療中に泣く。初めて。
記憶は4歳だか5歳だかの頃から一気に中学・高校の頃の記憶に先送られる。
今分析すると見たくなかったので比較的分析しやすい、
中学高校の頃に記憶を送ったらしい。

3回目。結構長い時間、見たくなかった時代に留まっていた。
感情は込み上げてくる。でもどこにぶつけていいのだか解らない。
先生には「叫べばいい」と言われる。
ところが大変冷静な私がいるのだ。
私というか。僕といった方がしっくりくるであろう自分が。
それは昔からいた自分だ。この日記にも記したことのある。
そこから私の中に、私と僕が存在する。
僕らは流れる記憶をただ、見ていた。
正確に言うと僕は冷静に見ていた。
しかし私は取り乱す。泣き叫ぶ。
そこで気が付いた。
僕は何事にも感情を込めることが出来ない。感情とは切り離された存在だ。
片や私は泣き叫ぶ。記憶を正視していられない。
そこに気が付いたのは3回目。

4回目。今日。
記憶が語られる。というか、もう一度想起される。
私にいたずらをした、あの男は絶対に許さない。
きっと死ぬまで。絶対に許さない。
でももう一人許せないのは、あの頃の自分。何も知らなかった5歳のころの。
転じて、女としての私。
私はそれが許せないと叫ぶ。自分の体をばらばらに引き裂いて。壊してしまいたい。
僕はそれをどうにかしたいと思う。けれども僕は感情を移入することができない。
自分が持っているおぞましい記憶さえ、簡単に俯瞰してしまう。
せめて私の体に込められた憎しみを、僕が持つことができればと思ったのだけど。
私は言う。「私が持っているからこれは外に出ずに済んでいる。僕が持てばきっと、外にあふれ出してしまう。抑えることができるのは、私だけ。」
「あの頃の私を許さないのなら、きっとずっと終わることはないんだ」
僕が言う。
「けれど私は憎むことで私を創ってきた。それを今更、どうしろと言うの」
私が答える。
僕たちは知っている。本当なら、私と僕が一つになれば
激しい感情を持ち続ける私と。
感情を持たない僕と。
そうすれば一番バランスが取れるということを。
けれども私は何より恐れているのだ。
僕が私の中から消えてしまうこと。僕を失ってしまうこと。
そして二人とも何も言えなくなってしまった。

私は言う。「いっそ僕がずっと前に出ていてくれればいい」
僕は反論する。「僕は悲しみを感じない。逆に、嬉しいということも感じないんだ。」
それはきっと私を大切にしてくれる婚約者を不幸にしてしまうだろう。


今日の記録は以上。
酒を飲んでいる勢いで日記に書いてしまった。


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