おni9Yの日記

2005年04月08日(金) 入学式【歓迎の言葉】

新入生の皆さん、保護者の皆様、本日はまことに入学おめでとうございます。そしてようこそ迫◇においでいただきました。私たちは1年★組の担任をさせていただきます、○○先生と、私は△△おにくYです。迫◇高校ではう二人の先生がクラスを担当しています。よろしくお願いします。皆さんは今日から迫◇高校の生徒として新しい世界に足を踏み入れました。といっても、ここにはもう何度か来たことがあるので、何もかもが未知の世界というわけではないと思います。
 ご存知のように、迫◇高校はよその学校と少し違ったシステムの学校です。一つは総合学科といって、国語・数学・英語・理科社会などの普通教科に加えて他では余り見かけ無い、福祉や自動車、そして農業工業商業といった様々な科目の中から自分の将来の目標に合わせ自分で選んで学習をします。そのため、将来自分が何になりたいのか、夢や目標を自分の中でしっかり持って、学習して欲しいと思います。最初は皆クラス一緒の授業ですが、すぐに皆さんは科目選択をしていくことになります。その時に、目標がしっかりしてないと、大変なのです。中学校までは、先生に言われたからこれをする、これはしちゃいけない、友達がこうするから私もする、なんとなく・・・消極的でも物事を進めることは可能でした。でも、これからはそういう人任せの意思決定ではやっていけません。自分の考えを持つ、自分の目標に基づいて科目なり手段を選ぶ、そして自分の行動に責任を持つ。自己責任、これが一番よその学校と違うところです。
 もう一つ、ちょっと他の学校と違っている点は、迫◇高校は●●高校と△△農業高校のそれぞれ70年、100年と長い歴史を持つ学校が統合し、平成十三年に新設された学校だということです。したがって人数にしても年代にしても沢山の卒業生が地域にいらっしゃいます。皆さんの成長と活躍を心から期待して見ています。同窓会の役員の方はよく学校にもお見えになっているんです。学校からも、学校での様子や出来事を地域へ発信しています。こうして大勢の人に囲まれた中で、高校生活のスタートを切ることになると、やはり、緊張感も違ってくるのではないでしょうか。
まだ学校のしくみや生活していく上でのルール、新しい仲間とのつきあい方などよく見えないものがたくさんあり、夢にむかってどう進んでいけばいいのか不安もあると思います。今はもうあれこれと考えている余裕はないかも知れませんが、入学がきまったときのウキウキした気持ちをもう一度思い出してみてください。そしてまずは自分なりの最初の一歩を踏み出してみてください。迫◇高校なら他では学べない様々な分野がそろっています。勉強、部活、友達とのかかわりなど、いろいろな体験を通して自分の心を磨いてください。
今日は、入学式ということで教室がきれいに飾ってありますが、これは、生徒会の先輩方が、今日の日を少しでもよいものにしようと、つくってくれたものです。迫◇高校はこのような心の優しい先輩ばかりなので安心してください。 
 夢への道も全てが手探りの状態で歩んでいくわけではありません。最初の一歩を踏み出すことができたら、あとはひたすら突き進んでいきましょう。
 何か一つでも真剣に打ち込むものがあれば、毎日学校へ来るのが楽しみになります。
 一日でも早く充実した日々を手に入れてほしいと思います。がんばってください。よろしくお願いします。


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