えと、前回、前々回の続きです。
Y下棟梁のもと、滞りなく(というか、異様に早いペースで)作業は進み、
無事、予定時間に上棟式を行う段取りが出来ました。
が・・・
Y下 「コウ、どうしよぉ・・・」
KOH 「どした?こっちは段取り済んだぞ。あとは建主が来るのを待つばかりだろ?」
Y下 「コレ、組み立てらんねぇ・・・」
と、泣きそうな顔で彼が手にしていたものは、
『上棟式セット』
※『上棟式セット』とは → コレ
つまり、大工(棟梁)が準備する、お祝いの飾り。
これが祝詞(ノリト)の雛形と一緒にセットになって入っている。
これがあれば、誰でも上棟式の棟梁が務まるのだ。
しかし・・・
大工なのに簡単な飾りが組み立てられないとは・・・
情けなくて、怒る気力もなく
KOH 「貸してみろ、オレが組み立ててやるから、オマエは祝詞の練習でもしとけ!」
Y下 「助かる〜」
十数分後・・・
KOH 「で、出来ネェ・・・」(大汗)
つか、説明書もイイ加減テキトウだし、聞いた事も無い部品名の羅列にお手上げ・・・_no
いや、まじで情けない・・・
とりあえず
大工5人集まって、上棟式セットの箱の写真を頼りに
テケトーに組上げる・・・
が、
組み方を間違えてるのが一目瞭然(汗)
とにかく、時間も無いのでコレでOKって事に。
皆、心の中で
(どうせY下が棟梁の上棟式だし)
と、思ってたに違いない。
そして祝詞練習中のY下だが・・・
「この漢字なんて読むのぉ・・・」
と、この有様。
結局、お手本の祝詞を読ませるには不安だらけなので、
文章をカナリ省略して、すべてひらがなに清書。
これで小学生でも棟梁が務まる・・・
ハズだったのだが
「かしこ・・・みか、しこみならえ、たもぉ?」
文章切るトコ違うし!
しかも、疑問系かよ!!
建主は、一生の想い出になったことでしょう。
別の意味でね・・・。
同情。
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