夜中の3時までかかってICOを読みきってしまった…
↓以下感想↓
イコがヨルダを連れて塔の中走り回ってる所はちょっと退屈だったんですが
後半、ヨルダ視点で話が進んでからはもういっきに読みました!
私はゲーム版やったことないんでこれは完全に小説の感想になりますが
ブレイブストーリーに似たようなものを感じた…
あと、やっぱり宮部さんが書いたものだなぁって感じたのは
廊下の手すりから首を吊る人たちの幻影や滝の裏側の牢屋のシーンでゾっとした時…
なんてかね、もう、切なくなりますね。
ブレイブ〜も結構そうだったけど誰が一番悪いと言いきれないところとか。
そりゃ突き詰めれば女王が悪いんでしょうが、争いが終わった時点で女王は満足していたのに
ニエの制度を始めた聖帝国の人たちだしその行動に移させたのはエルダのせいとも言えるし
角のある子供がニエにされるようになったのはオルガのせいだし…
複雑。
真実をヨルダに見せてもらった後謎解きをしてるイコは本当に子供っぽかった
何が何でも女王が悪役な辺りが特に子供の発想だと思った。
でも、真実を女王に聞いてからも最初の目的を果たそうとしたイコは立派になったと思う
それが知と勇が合わさるってことなんでしょうかね…

ニエの独り歩きする影がイコをかばうシーンは泣けました
イコが負けても勝っても彼等が幸せになることは決してないのに…切ねぇ…
……あと矢風が石化から戻ったシーンも来たなぁ…
トト生きてるんだ！みたいな…
トトがいなかったらこの物語成立しませんでしたよね…トト大好き
最後に、イコがヨルダと村に帰ったのかが気になります
最後の最後までハッピーエンドだといいなぁ

シマ ｜MAIL

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