映画やTVシリーズ、見るものがたくさんありますが、現在は、Homelandを見ています。評価が高いので前から気になっていた作品。まだS1E9です、うーん……もう少し期待してた。エミー賞を受賞するのはシーズン3以降だったと思うので、その頃にはもっと面白くなっているかもしれません。 アフガニスタンで死亡したと思われていた元海兵隊軍曹が、特殊部隊の奇襲作戦によって救出され、アメリカへ帰国することに。その直前、CIAの女性捜査官はイラクで死刑執行直前の情報提供者から、「米国の帰還兵は寝返って母国への攻撃を企んでいる」という情報を入手。果たしてダミアン・ルイス演じるこの帰還兵は、米国の英雄なのか、それともテロリストなのか。 というスタート(一話)。閑静な住宅街に、良き夫、良き父の顔を持つモンスターが潜伏している……というテーマは『デクスター』『ブレーキングバッド』ファンにはたまりませんが、そこに『24』のような国家を揺るがす陰謀を巡る戦いが加わっています。 もちろん、最近のTVドラマなので、イスラム教徒=悪、CIA=善というわかりやすい構図にならないよう配慮されているし、CIAの描き方を見ても、平均的な米国民はもはや彼らを善玉だとはみなしていないし、同情的ですらないことは明らかですが、それにしても、もしかするとテロリストかもしれない男を主人公に据えるという、ここまでやるのは、やはり米国カルチャーの懐の深さの表れだなあ、と痛感します。 ちょっとネタバレになっちゃいますが、主人公はCIAの監視を逃れて、ガレージで何かをこそこそやっている。#2のラストでは、それがサラート(礼拝)だと判明する……なかなかショッキングなシーンでした。おそらくムスリムではないDLも、役柄とはいえ、アラビア語でコーランの一説を唱えるというのは勇気のいるシーンだったのでは。 それでいて、イマイチはまりきれないのは、もうこの手のドラマの�牋娚阿陛験��瓩砲呂笋篷或�気味だからかな。シナリオ的に説得力に欠くところもある。ヒロインのCIA捜査官が魅力的じゃない……そもそもCIAが何やらせても間抜けに見えて、プロフェッショナル集団に思えない。 単純に比較できませんが、今のところ、ブラックユーモアで魅了してくれる『デクスター』『ブレーキングバッド』に軍配が上がるかな。特に『ブレーキングバッド』にはブラックユーモアだけではなく、独特のペーソスがあるけれど、『ホームランド』はシリアスすぎるわりに、共感に繋がる味わいがない(元海兵隊の帰還兵なら、共感するのかもしれませんが…)。それにショッキングでもない。『24』のようなエンターテイメントとして見るにしても傑出してるわけではない……今のところは! ただ何度も言うように、主人公が8年間の監禁・拷問の果てにイスラム教徒に改宗している設定など、野心は高く評価できます。『24』の主人公はひたすら国家のために戦ったけど、この主人公はその間逆。 さて国家のために戦う男といえば、『エンド・オブ・ホワイトハウス』のジェリー見てきました! ええ、もちろん大統領は縛られてましたよ、頭上で手首を! まあ、一括りにはされてませんでしたが(そこは肝心なのか…?) 見返してみて、こんなにミリ脳だったのかと唖然としましたが、単純な勧善懲悪の世界を楽しみたい方には、北朝鮮という国はなんとお手頃な駒なんでしょうか。 ちなみに、ヘムヘムことクリス・ヘムズワースもなんとかドーン(Red Dawnだったかな?)という映画で、北朝鮮と戦うゲリラ兵を演じてます。こんないい男たちといちいち戦えて、北朝鮮羨ましいな〜。 そんなことはともかく、血と汗と埃 もう最初からヤラシー目で見てるので、冒頭のボクシングのシーンでジェリーがベン(大統領)を打ちのめし、ベンが「次回はおまえを打ちのめしてやるからな」という台詞が妙にエロかったです。日本語で見ると、私的な場面ではマイクが大統領に敬語を使っていなくて、公的な場では立場を弁えて礼儀正しく敬語に切り替え、というところがまた萌えました。ま、私はベッドの中でも敬語、という方が萌えますけど。 最初にも書きましたが、見たい映画、TVシリーズ、読みたい本が山盛りで大変です。
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