気がつくと、また放置プレイしていたこの日記ですが、英国旅行記も中途半端になっていたのに、バリ行ってきました、バリ。でもバリがどうだったかは暇な時に書くとして、それよりこの数日でたくさん映画を見た話。 みなさんにメジャー映画 for slashersを教えていただいたので、私がまだ見ていなくて気になっていた映画を再見モノも含めてどっさり借りてきました。 『サテリコン』 最初に持ってくるか…この話を……。古代ローマの映画として通な人の間では有名な『サテリコン』はイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督。前から気になっていましたが、遂に借りてみました。感想はTWに書きましたのでそちらを引用…この映画について、これ以上書く気にはなれん。 巨匠レベル半端ないフェリーニの『サテリコン』を遂に見ました。ここまで理解不能な映画久しぶり。登場人物が100人くらい出てくるんだけど、そのうちの一人も何考えてるか理解できない。 巨匠、コレたぶん古代ローマじゃないっす。寺山修司ワールドと『不思議惑星キンザザ』と『キョンシー』を全部足して混ぜ混ぜして出来上がった液体を顔に塗った人だけが作れる映画。次に起こることが一個も想像できない。半分すぎの感想:「まだ1時間もあるんすか巨匠、もう勘弁してください泣」 だいたいのニュアンスでジョレ先輩(ジョレより12%男前、つまりかなりの美形)が美少年の恋人を親友に奪われたことを激白するシーンから始まる。この中途半端な美少年、口をきかずだいたいがジェスチャー。親友はカール・アーバンとキリアン・マーフィーを足して2で割った感じ。これもかなりの美形 親友をとっちめて美少年を奪還するジョレ先輩。堕落っぷりが半端ないローマの映像が20分続く。取り戻した美少年とセックス。親友とは決別だといい、すべて半分こすることに。美少年も半分こだ、と親友。ところがこの美少年、「彼がいい」と親友の方を取る(初めてのセリフ)ジョレ先輩大ショック んで、よくわからんが主人公は美少年を取り戻す? ために旅立つ。ウンザリするようなローマの退廃映像。男男、女女、デブ、不具者、動物から臓物を取り出しパクパク 皇帝は美少年とイチャイチャ わけのわからん寓話の挿入 ジョレ先輩はそのうち奴隷になって、美少年&親友と再会 そんで、美しいジョレ先輩は一対一の戦いに敗れ、組み敷かれて相手の男にキスされる。次のシーンでは船の甲板でその男と挙式。わりとしあわせそう。ジョレ先輩「だが楽しい日々は続かなかった…」男とかが敵に殺され、逃げるジョレ先輩。いつの間にか親友と合流し、美少年は以後、出て来ない また色々あって、ジョレ先輩とカールはとある奴隷娘と出会う。はっきり描かないが3P。明らかに娘より美形なジョレ先輩とカールの絡み少々。で、二人は両性具有の神の子に会い、その子を誘拐し、殺してしまい(このへんエグい)、よくわかんないけど、ジョレ先輩だけ捕まって、剣闘士と戦わされる 勝ち目がなくなるとジョレ先輩、大男の足元にしがみついて「おれは剣闘士じゃなく学生だ。助けてくれたらきみを愛するから!」というと大男は呵々大笑し、周囲の観衆も皆大笑いし、「短いが友情が生まれた! 彼は理にかなっている!」とあまりにも理にかなっていない展開になり、ジョレ先輩助かる ところが、ジョレ先輩は褒美にブスな女を差し出されて乗っかるんだけど、インポってしまい、観衆から野次られまくり、「おれは(インポだから)もう終わりだー!」と号泣。治してやるという男が現れ、ジョレ先輩は尻を女たちに枝みたいのでペチペチ叩かれ、その間親友はブランコに乗っている でも治らず、ジョレ先輩はインポ治しの旅に出るんだけど、自分のことで必死になってる間に親友はどこからともなく現れた敵と戦って重症。ジョレ先輩は、デブで醜い魔女に「これをやらなければダメなのだー!」と決意し乗っかる。インポが治ると人生はこれからだ! 旅立つぞ!(マタ?) と大喜び インポが治ってはじめて親友が死んでることに気づくジョレ先輩。仕方ないから旅に出る(もうラストだ)。港では船に乗せてくれるはずだった人がなぜか死んで横たわっている。やけに美形な男が「遺言です。遺体を食べた者に遺産をやるそうです」と言うと、他のやつらは遺体を食うが、ジョレ先輩は 先輩は食わないで、なぜか遺言執行人みたいなそのわりと美形な男と船に乗って旅立つ。その船の上のジョレ先輩の顔が絵に変わって、カメラが引くとたくさん出てきた登場人物たちが皆絵になっていて、ジョレ先輩あたりがなんか気の利いたこと言って、遂にThe End. …どうだ! 勘弁してくれ〜っ これを読んだ奇特な方は、「フェデリコ・フェリーニの『サテリコン』? ああ見た見た。100%理解したよ。教えないけど」と堂々とかましても大丈夫です。誰もわかんないから 今すごい納得いったわ。Satyriconはネロ帝の時代に書かれた原典をもとに作られたんだ。そして作者とされるペトロニウスはネロの寵愛を受けた廷臣だったと。世の中にこんな合点がいくことも珍しいよ ちなみにネロ帝は美少年たちを縛り上げて男たちに犯させたり、自分も女のカッコして男に犯させたり、お気に入りの美少年に性転換手術を受けさせて結婚式まで挙げたなどの伝説を数多く生んでいる。キリスト教徒虐殺したり、ローマを燃やしてその景色を見ながらハープを奏でたという伝説も サテリコッた直後息つく間もなく(口直しに)MI:3を見たんだけど、危機一髪が連続するイーサンの人生を眺めながら「私がクリアしたミッションに比べたらお前のミッションなど」とニヒルな気持ちになっていました まあこんな感じです。 灰とダイヤモンド こちらは再見。ポーランド作家イェジ・アンジェイェフスキの同名小説を元に作られたアンジェイ・ワイダ監督の映画(1958)です。1945年、ドイツ軍降伏が間近に迫り、共産主義者たちの労働党とロンドン亡命系ゲリラの内戦の始まりを予感させるポーランドが舞台。 昔見た時はわからなかった場面も、今ならわかるというものです。思想や主義もなくただ時代に流されるままに生きる暗殺者の若者マーチェクと、彼を使うクールなアンジェイ。この二人の関係、今見ると痺れるね〜。深読みという力技を若干行使しなくてはなりませんが、この時代に作られ共産党の検閲を逃れられた白黒映画という点を考慮すると、十分に萌える映画リストに加えられると思います。 映像も美しい。素朴な味わいもいい。アンジェイに使われるだけの暗殺者マーチェクが初めて恋に目覚め、人生をやり直したいと思う。その時に二人の間に生じる亀裂。別れ際にマーチェクが叫ぶ「本当に大義のために死ねるのか!」が切ないです。最初は出世して他の任地へ赴くことになるアンジェイに無条件に「連れてって」と言っていたのですが。ヒロインのクリスティーナも庶民的なヒロインで好感が持てます。 この容姿なら私はどちらかというとアンジェイ受だな。 アノニマス この映画はバリへ行く機内で見たのですが、掘り出し物でした。昨年公開、ローランド・エメリッヒ監督。日本ではまだ上映していないとのこと。タイトルはこんなですが、ハッカー集団のことではありません。舞台は16世紀、まさに大英帝国の基盤が形成されつつあるエリザベス女王統治下のイギリス。オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアは若い頃から類稀なる文才に恵まれ、養父や妻の蔑視に耐えながら密かに戯曲を書き溜めていた。一方、ロンドンで芝居を書く庶民の劇作家ベン・ジョンソンは、ひょんなことからエドワードに彼の戯曲を託され、自分が書いた作品として上演するよう頼まれる。天才エドワードが書いた戯曲は、ベンの友人であるウィルという役者によって演じられ大成功を収めるが、観客たちの興奮冷めやらぬ混乱のさなか、このウィル・シェイクスピアなる人物が「作者は自分だ」と名乗ったことで、時代はボタンを掛け違えたまま動き出してしまう……。 シェイクスピアの謎がらみの話は過去にも作られたことがあるようで、オックスフォード伯が実際のシェイクスピアではなかったのか、という噂は当時からあったそうです。当時、同じ時代に生まれていなければ名声をほしいままにしたはずの劇作家ベン・ジョンソンが面白い役を与えられています。年老いたエリザベス女王像もユニークかつ完成度が高いです。事実無根と一蹴してしまえばそれまでですが、この時代の象徴的なエレメントをこんな面白い冒険活劇風フィクションに纏め上げた、その手腕を評価したいと思います。 そのベースの�犢單睫儀劉瓩気亡磴鰲圓譴弌�一言で言うと完成度の高い大人の観賞に耐えうる作品です。だけどそれだではない! この映画、ある二人の登場人物のおかげで萌えるのです。 ちなみに、この物語は過去の中に過去の回想が、またその中に過去の回想が、という感じの入れ子式になっているのが少し理解しずらいところなんですが、主人公であるエドワード(真のシェイクスピア)を巡る人間関係がまた良いのです。若い頃は、いずれ恋に落ちるエリザベスとは少年と年頃のお姉さんの関係。ロバート・セシルと義兄弟になると、この義弟は月ならエドワードは太陽。また不世出の天才であるエドワードと、彼の存在ゆえに苦悩するベン・ジョンソンの、サリエリ&モーツァルトを彷彿とさせる関係も素晴らしい。ヘンリーとエドワードの関係もいい。 特に面白いのはやっぱりベンとエドワード。凡才である自分と天才のエドワードを比べては落ち込み、嫉妬するベンが、ラストで心境を吐露する場面にはカタルシスを感じました。しかし何と言っても素晴らしかったのは、ラストでエドワードの才能を認めない周囲の人間に対してベンが言い放つ、「くだらないですって? あなたも、私も、エリザベス女王でさえも、�爐△離轡Дぅ�スピアが書いた時代を生きた人々�瓩箸靴討里漾�後世の人々に認識されることになるというのに?」という捨て台詞でした。 また、私は16世紀のあの衣装を、どちらかというと滑稽だと思う方でしたが、この映画を見てたぶん初めてカッコいいと思いました。映像が絵画のようで美しかったです。 日本に入って来る予定がいつなのか、というか入ってくるのかどうか知りませんが、萌え的にも申し分ないですし、お話も面白いです。ただ、この話が現代劇としてデレク・ジャコビのナレーションから始まる演出は必要だったんでしょうか。そこんとこは、美しい演出ではあったが若干疑問を覚えた。 まだまだ見たんですけど、『理由なき反抗』『第三の男』の再見やスピルバーグがダメにしちまっていた『戦火の馬』は割愛。あとtwで酷評した存在自体がジョークの『ブラック&ホワイト』も後回し。クリス・パインとトム・ハーディの顔と身体のエロい感じに、それとリース・ウェザースプーン@ルイス・エンリケに線円払ったと思えばいいか。 MI:3&4 これなのよ、一番書きたかったのは笑 以前にも、イーサン/ブラントに萌えた話は書きましたが、あの時前作をDVDで借りてきたのに結局時間がなくて見ずに返してしまったという(なに!?) ところが、今回バリ行って機内でMI:4をもう一度二人目的で見ちゃったら、おっかしいな〜けっこうハマってるんじゃないか? そもそもバリに何をしに行ったのかという疑問が沸いてくるほど、4時間のスパの間、かなりの割合イーサン/ブラント妄想してました。 そんなこんなで、帰りの機内でも二人がいちゃこらしてる場面(いわゆる抜粋だな)を見てしまい、帰宅後すぐに向かったツタヤの最新コーナーにブルーレイが並んでるのを見た途端、手を伸ばしていました。 そこで、どうせだからMI:3ももう一度借りて見てしまったんですが、、、まずはジョナサン(・リース・マイヤーズ)が出ていてびっくり。それから、マスグレイブ@キャラ名とイーサンの関係にびっくりするほど萌えた。 最初の結婚おめでとう、なんてマスグレイブが言う場面からして萌えてました。デキてる男二人、その片割れが家族関係でイベントがあった時にあっさり祝福したりするの、最高に萌えますよねえ。 それとまだ青くさいところのあるジョナサン演じるデクランが、またカワイイ。MI:4のブラントといい、ここにきて私はイーサン・ハントはIMFのカワイイ男エージェントを片っぱしから食い荒らしている、という素敵な仮説を立ててみました。女も食ってそうだけど、たぶん男エージェント達の方がイーサンへの憧れ度は若干高い気がする。そんでもって、そんなイーサンに例のごとく巧妙に迫られたらノンケだってイチコロです(イチコロってもう死語かなあ……若い読者のチェックが気になるよ笑)。エージェント達の間じゃ密かに「イーサン・ハントには気をつけろ、スゴイから」という噂が出回っている。 軽く20人は食ってるね。カワイイと思った獲物は逃がさないですよ。お堅くて有名だったマスグレイブはちょっと強引に、若くて冒険好きなデクランには情熱的に。気に入ったらすぐ迫ってこじ開けてセックスして後腐れなく別れる、がモットー。でもアフターケアも忘れない 僻地での任務中だというのに誕生日にカードや花が贈られてきて、柄にもなく真っ赤になるマスグレイブ。でも再会してお礼を言うとイーサンはけろっとして、「ああそんなことあったか?」なんて言うの(`曲´;) デクランみたいな若いエージェントなら相談に乗ってやるけど、あくまで身体だけの付き合い。深いところまでは踏み込まないし踏み込ませない。お互いに嫉妬なんかしない。世界中に散ってるハンサムなエージェントが指令で「イーサンと合流しろ」とか言われるとドキッとしてソワソワ。でもいざ再会すると前回の熱い夜 のことなんかすっかり忘れているような態度のイーサン(っ`Д´;)っ=3 期待したオレがバカだった…と凹んでるところ、名前を呼ばれて振り返ったら急に壁に押し付けられるのっ! こんな単純明快な話を久しぶりに書きたい。ところが、ジュリアン@妻と出会ってさすがに身辺整理を始めるイーサン笑 まあ古い映画だからネタバレしちゃいますが、実はマスグレイブが黒幕なんです。最後は信頼していた上司に裏切られるイーサンなわけですが、そのマスグレイブを始末するのが彼じゃなくジュリアン@素人妻だっていうね。なんだそのbitchファイトはヽ(´Д`)ノ イーサンと付き合う鉄則1は後腐れなく、求め過ぎない、なのにマスグレイブはジュリアンに本気になったイーサンにマジギレしたんだよ。それがああいう結果につかがった、と。 マスグレイブの一件もあり、結婚してからは男のエージェントと寝るのはやめると決心したイーサンなんだけど、そんな時ブラントに出会ってしまうわけだね。任務に失敗し、エージェントを辞めて分析官になったというメンタルに弱点があるブラントの傷つきやすさに惹かれるイーサン。ヤヴァイこいつカワイイ…と思ってるイーサンの目つきがすでにハンターの目つきになってるよ! このような私のMIシリーズの歪んだ解釈、どうでしょうか。MIシリーズは3と4を比べたら断然4の方が出来がいいですね。他に見た映画のことを思い出さないうちに、今日は退散です。
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