こちらでバスや列車の移動中に物語 カタルーニャの歴史―知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書) (新書)を読了。 これは、私が読んだカタルーニャ史に関する本の中でも一倍わかりやすくて面白い本でした。日本人著者が、当時の価値観など必要な予備知識をその都度その都度書き添えてくれるので、たとえば他書では「王侯貴族たちは教会の意向に従った」で終わっているところを、「ではなぜ王侯貴族はすんなり従ったのかというと、彼らは破門を恐れていたから→当時、破門されるということは……」と大学受験参考書のように教えてくれます。 ということを踏まえつつ、シッチェス、オスタルリックに続き、ジョレット・ダ・マル、ジローナ、トッサ・ダ・マルへ遠出してきました。残念ながらphotoshop lightroom2という素晴らしいソフトの試用期間が終わってしまったので、写真も加工して載せることができませんが、とりあえずちょっとだけ。 ジョレット・ダ・マルは、コスタ・ブラヴァと呼ばれる地中海有数のリゾート地に位置。この海岸沿いにはTrail(トレッキング用の道)があり、本も数多く出ています。↓この表紙の地図にある場所。 ![]() ![]() 私は書店で、偶然きれいな地中海の写真に引かれて手に取ったのですが、ページをめくる度に出てくる美しい海岸線を見ているうちに、よし、行こう! というわけで、バックパックどころかGuessのバッグしか持ってないくせに、旅立ってしまったのでした……。 大変だった。確かに大変だった。でも最高でした。ジョレット・ダ・マルからトッサ・ダ・マルまでの12キロを歩いたのですが(残念ながら完歩はできず)、バルセロナ市内はもう飽きるほど見尽くしたので、次回はシッチェやスコスタ・ブラヴァのような近郊に滞在し、トレッキングして、試合日だけバルセロナに出てこようと、思ったくらいです。 トレッカーは数十メートルごとに岩や電柱についているこの目印に従って歩きます。 ![]() ![]() コスタ・ブラヴァはリゾート地。海に面したプールつき豪邸や別荘が建ち並ぶ。犬を散歩させていた英国人ふたりに聞いた話が面白かったです。いずれ小説の題材に使いたい……。 ![]() その小説の舞台になるのは、この誰も来ない、だれもいない小さなビーチ。 ![]() スタート地点、ジョレット・ダ・マル ![]() このような細いトレイルを通っていく。草が生い茂った道なき道だったりも。 ![]() ![]() お気に入りの一枚。加工しなくてもこんなにきれいな、コスタ・ブラヴァ。 ![]() 翌日はジローナまで行ってきました。ユダヤ人街とアラブ風呂が見たくて行ったのですが、ヨーロッパならどこにでもつきものののユダヤ人の虐殺などの血生臭い歴史があるものの、中世に帰ったような気分に浸れてロマンチックでした。 ![]() ![]() トレッキングの話などは、いずれもっと詳しく。 さて、サッカーの話。 久しぶりに一週間も試合がないバルセロナは、暇潰しに連日、来シーズンの移籍の話題で盛り上がっています。 たとえばこんな調子 ![]() ![]() 昨日まで? ビジャもセスクもバルセロナにいました。ナンドもいた(まだいる?)ので、同じ街にいながら会えないと妙に損した気分 まあ、日本にいようとバルセロナにいようと、彼らとの距離が実質1インチも縮まらないのが現実ってところですね。セスクはBCN郊外の遊園地でジェットコースターとかに乗ってました笑 で、遂に言いましたね。「アーセナルを離れるのは、バルサのためだけ」「ブラウグラナがおれの夢」そして、W杯前に自分の居場所がわかっていたい、とも。 ビジャの方は、チームメイトに「来シーズンはバルサでプレーする」ともう話している、という報道。昨シーズンすでに合意に達していたという噂もあります。だったらズラタンはなんだったんだ……。しかしビジャの方はどうかな、私は疑問の余地ありだと思います。セスクは、多分来るんじゃないかな。 しかしどうですか。セスクとビジャ。どっちもちっこいブサカッコいい系という意味ではバルサにぴったりじゃないですか(見た目の話かい!)。 今から、白やプレミアの背の高いすらっとした選手たちと試合前に握手する、ホビットと化したチャビ、メッシ、イニたん、ビジャ、ボヤン、セスクの姿とか想像するとカッコ良すぎてくら〜っとくるわ〜。このスタメンなら絶対負けますけどね アンカーにちっこいセスク置いてどうすんだよ……まあいいか、ビジャ(左もしくはトップ)、ボヤン(左もしくはトップ)、メッシ(右)で4−2で勝っちゃえ。ビジャもセスクも性格も良さそうだし、振る舞いもいいし、来るなら大歓迎。特にビジャは移籍話となると、いつも冷静で落ち度がなく、失言もなく、プロとして完璧だと思いますよ。バルサの選手とのコンビネーションも抜群。多分見ているうちにうっかりスペイン代表と勘違いすると思います。 しかしだ。左サイドの補強という意味ではビジャでいいのかという疑問が。彼はストライカーであり左サイドもできる、ということですが、リベリーかシルバの方が足りない部分を補うという意味では堅実。でも、地元紙のアンケートではリベリーはいらない、という意見が大多数でした。ペドロがもう一枚剥けてくれるといいんですが……。 バルサの会長選の候補者は、ナンド獲得を狙っているとのこと。でもナンドは手出し無用。ズラタンと同じ。そして何より、リヴァプールはバルサよりも断然彼を必要としてます。リヴァプールは今のところ、売却問題が片付かないうちは来シーズンの移籍話にもならない状態ですね(少なくとも、入ってくる方は……)。 アシュリー・コールの噂がありますが、いらない……。彼はマドリーっぽすぎます。来期モウリーニョが白の監督になったら、ぴったりの場所に収まるかもしれませんね。 チャビとイニエスタの私生活を覗くこのインタビュー、最近TotalBarcaが英語字幕をつけてくれました。サウンド・オブ・ミュージックのくだりで、バルサの選手はperfect boysだと思われているけど疲れないか、という質問などがいいですね。チャビの誕生日ケーキをイニエスタに選ばせるのも ![]() チャビ篇。「カモフラージュなしでは歩けない」と話している矢先に しかもカタラン語に字幕が![]() いつも学校をさぼっていたというチャビ。人をからかうより自分を笑い者にする方が好き、というのは彼の冗談を聞いているとわかる。 ロビンソン「きみがここでよく働いている姿が想像できるよ」 チャビ「ああ、このオフィスでおれは誰とも面会しないんだよ」 ![]() そしてイケル! 最後の章のハイライトは、ボヤンの話! チェルシー戦前、決勝のチケットがもっと必要というイニエスタに、「イニたんがゴール決めたら、おれが2枚あげる」と約束したそうな。そして実際ゴールを決めた直後、飛びついてきたボヤンに、 イニたん「チケット2枚」 ![]() ![]() ![]() このふたりらしいほのぼのエピソードだなあ ![]() で、「うん、そのためにあのゴール決めたの」としれっとして言うイニたんに、笑うチャビ さあ、明日の試合のことを思うと緊張します。イニエスタが出場できそうだということで少し安心。あとは怪我明けのアビダルが心配。どうか明日天国へ行けますように!!
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