イギリス系のニュースサイトをチェックするとアストンヴィラのことVillaと書いてるんですが、どうしてもダヴィドビジャだと思っちゃいますね。 バリー「思わねーよ!」 最初からメディアが捻じ曲げて報道しただけだということは誰もが知ってるから安心しろ。 ガナーズの畑は荒らされ放題のようですが、バレンシアは再びビジャやシルバを売りに出すという噂で、そうなると移籍市場全体に余波が及びそうちょっと怖いです。シルバ獲得のためにやっぱりアロンソを出すとか、そんな話にならないといいけど……でも新しいスペインの子たちは来て欲しい。今のところものすごく地味な買い物をしている港町。 『カリフォルニア・ガール』を読みました。とても面白かったのであの厚みにも関わらず買ったその日に読み終わってしまった! でも、ラストのあたりは何度か落涙に至ったものの、あと一歩というところでした。この人はやはり、すこーしだけきれいにまとめすぎるところがある。中でも一番興を削がれた部分をあげるなら、TJパーカーほどの大作家も、エルロイの『ブラック・ダリア』には影響を受けてしまうということでしょうか。虐待を受けて育った不幸な生い立ちの性に奔放な美少女の惨殺事件が発生。真相解明のために何年も費やす(事件発生から解決まではそれほど長くないけど)、彼女の虜になってしまった男たち。彼女に与えられた名前はブラックダリアではなくカリフォルニアガール。彼女の輝きの陰に隠れたよく似た女の登場。最後はメキシコへ。極めつけは、事件の発生がベトナム戦争真っ只中の60年代ということ。ダリアは40年〜50年代でしたが、時代背景はどちらの作品にも強い影響を与えています。 こう書くとパクリのようで、フェアじゃありません。もしかすると、ブラックダリアに似てると感じる人はそれほど多くないのかも。そして誰であれハードボイルドやミステリを書きたがる人間は(私も含め)エルロイに影響を受けます。同じような路線をいきながらエルロイ級かエルロイ越なのはボストン・テランくらいではないでしょうか。 とはいえ『カリフォルニアガール』は作者の創造性が充分に発揮された傑作長編です。解説にあったように、物語中に散りばめた種を最後には全部咲かせて摘み取った小説作法には脱帽です。戦争、反共、カウンターカルチャーといった仕掛けが物語に厚みを添えていて、同性愛のラインもかなり感動的。 一緒にペレケーノスの本も買ってきました。『ドラマシティ』『俺たちの日』など、男同士の絆ものが多くて萌える作家です。帯でTJパーカーやルヘイン、コナリーが褒めてました。でも私はペレケーノスもいまいちと思って、amazonのウィジェットには入れなかったんです。TJパーカーはハードボイルド作家じゃない。だから彼の作品のやさしさ・美しさは彼の持ち味と解釈すればいいんですが、ペレケーノスはハードボイルド作家ゆえに、ふとした瞬間にうすっぺらさを感じてしまう。このヒいてしまう感じが、ランズデールにはないんですよね。なぜなら彼は最初から同じ土俵では勝負してないから。肩で風を切って歩くハードボイルドな主人公を滑稽に思ってる節がランズデールにはある(それこそが彼のまともさ)。 そんな本格派の小説の話の後でなんですが、久しぶりにゲイ小説&DVDを買い込みましたので、到着して読んだらまたレビューします。最近、アメリカでもスラッシャーが書いた男同士小説がスラッシャー&ゲイ向けに発売されるようになってきてて、日本のBLも顔負けの勢いになるのでは、と私は踏んでます。ひとつ、突拍子もないSFもの買ったので、早く読みたくてうずうず。これがサマリー読んだだけで顔がニヤけるんだな。攻が宇宙船の艦長とかで受がどっかの☆の王子なんですよ(爆)。表紙のイメージ写真の男がカッコいいと萌えるし〜。あと18世紀の帆船もの(もちろんmale love)も買ってみました。今でも、LotRのRPSで「海賊王子」に出会った時の衝撃は忘れられない……。自分でもいっそこういう潔い娯楽小説を書きたくなりますね。新しい本はこっちの路線でいってみるべきでしょうか!? 前にも言ったように、ハードボイルドは中途半端をやっても意味がないんですよ〜。長いエッチシーンをどうせ書く必要があるなら、ランズデールのような活劇でエロチックなものを書いた方がいい気がするぞ。 そのうち、欧米のslash/gay作品が日本で翻訳・出版されるようになるんじゃないかな。そうすると日本のBL界にも新しい風が吹き込みより面白い作品が増えるんじゃないでしょうか。
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