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2004年09月05日(日) ハム捕獲隊北海道地区代表のレポ 3/3

第三回 これまでになくつまらないプレミア

一昨日の夜から熱が出てきました。昨日は友人と海へドライブへ
行く(ベタな)ことになってたのですが、風邪薬を飲んで
なんとか熱だけは下げられました。頭は重かったのですが、五号線
を通って銭函へ、そこから小樽まで行き、父のヨットに乗りました。
友人がいたくヨットを気に入り、私に三級船舶免許を取れとせがんできたので、
取ろうと思います(言いなりか)。

ぐっすり眠って挑む、デビハムのレポ三回目です。
締め括りだというのに、あまり楽しい話題に出来ないことが残念。
8/31はプレミアのため、14時過ぎに会場である聖徳絵画観へ行きました。


この絵画館をドラキュラ城に見立てて、芸能人をたくさん呼んで
豪華なプレミアにする、と聞いていたので楽しみにしていました。
このプレミアに、GAGAは5千万費やしたなどと新聞に載ってましたが、
実態はいかに。

当日は暑かったので、列は形成され始めてましたが、私は既に死にそう
だったのでベンチでしばらく涼んでました。木の陰が列を覆うのを待って
いたため(ヘタレ)、並び始めたのは1530頃だったかと思います。
開場は1830だったので、まだ随分時間があります。

その間、私は友人たちにメールを打ちまくって時間を潰していました。
18時前に、会場(写真の通り)でリハーサルが始まったのですが、
その模様がほとんど見えたので、これでいいのだろうか、と
思っておりました。ちなみに監督のスピーチまで聞こえています。

連れのOさんがやってきて、二人で話しながら時間を潰していたの
ですが、18時過ぎにとうとう整理券のようなものが配られ始めます。
どうやら上映会の座席のようです。
一応レッドカーペットのようなものがあるようで、先頭から
柵で囲われたスペースに入れられ、私たちはギリギリ
一列目に入れましたが、これから屈辱の時間が始まることなど、
知る由もありませんでした。


19時近くなると、日本の芸能人とやらがやってきます。叶姉妹だの、
スポーツ選手だのですが、あの場に自分の好きなタレント
やスポーツ選手が来なくてよかったです。会場の様子はこの図の
ような感じで、我ながらこんなに絵が下手だったのかと衝撃を受けつつ、


芸能人たちは、ヴァンヘルシングの役者たちを見るために来たファンに
とっては明らかに邪魔な位置に……。なんか、レッドカーペットと
ファンの位置、ものすごく遠いし……この絵は、少し近く書きすぎたかも。
Oさんの第一印象、「うわ〜なんかいやらしいね〜」が、忘れ
られません。まさしく、いやらしい感じ。今回、ちょっとヘラルドの
指輪プレミアを意識してたと思いますけど、今回と比べれば指輪プレミアは
よかったです。もし指輪のプレミアが今回のようないやらしい感じ
だったら、指輪の役者たちなら許さなかったでしょう。もちろん、指輪
の時ほどファンの威力がない(ファンと呼べるファンはいない)から、
このような感じになってしまったのだろうと思います。

実際、ファンと呼べるような人は最初の一列目以降には、
ほとんどいなかったようです(といって、何かの理由で早めに
会場に来れず、後ろの方に埋もれることになった熱心なファンがいたら、
すみません)。
私たちの真後ろには耐えられない発言を繰り返すオバサンたちが陣取り、
「私はなぜこんな場所に…」とどんどん暗い気持ちになっていきました。
真後ろから聞こえるように私たちのことを言っても全然平気。
「あら〜この人サイン入りの本持ってるわよ」「誰のファンなのかしら」
他の熱心なファンが役者に手を振ってるのを見て、「青いわね〜青いわ〜」
叶姉妹が着たら、「もう目的は達成したようなものね。映画の役者のこと
なんて全然知らないから(笑)」「まだ始まらないの? 外国人はルーズ
で困るわねえ」
頼むよ(泣)。

ドレスアップした芸能人たちは、仮設バーでカクテルなどを飲んで、
時々ちらっちらっと檻に詰め込まれた珍獣 ファンもどきを
見ています。さぞいい気分だったろうよ。

このあたりで、私とOさんはもう脱力。無言で早くこの奇妙なイベントが
終わるのを待つのみ。私の頭の中は、「今日は映画は見ないな…」。

ついにデイヴィッドたちがリムジンで登場。でもファンたちからは、
図のように芸能人の山で誰が登場したかもわかりません。
デイヴィッドとウィル・ケンプはそこそこ知られているとはいえ、女優
たちはあまり知られていません。そこで、なんだかわからないまま芸能人
たちはサインを貰っています。デイヴィッドたちはもちろん、
日本の芸能人のことは知らないし、日本の芸能人たちも、ほとんど
キャストたちのこと知らないし、なんだか微妙な空気漂ってるなあ。


でも、芸能人の間からちょっと見えるデイヴィッドは、スーツの色も
渋くてカッコよかったです。彼を一目見たことだけが、プレミアの収穫。
司会の女性が彼らの名前を読み上げると、前から一列目あたりからは
歓声が上がるけど、後ろの方の人はほとんど知らないので、全体的に
シーンとしてます。歓声が上がるのはデイヴィッドの時だけ。ウィルも
ちらっと上がってましたが、全然足りない。
ウィルファンもデイヴィッドファンも日本には大勢いるはずなのに、
なぜそうしたファンたちがここにいないのか。かわりに彼らのことを
ちっとも知らない人たちが揃っています。配給会社が、ファンを集める
ことになんて熱心じゃなかったというなら別にいいんですが、
明らかに歓声はイベントに必要なファクターだったはずです。
一般ファンが全然協力的じゃないので、司会の女性もやりにくそうでした。
募集方法と対象、大間違いだったんじゃないかな。

階段を上がる時、デイヴィッドがエスコートしていた女性(たしかジョージー)
がドレスの裾を踏んで動きを停止し、ちょっとどきっとしたんですが、
デイヴィッドがちゃんと支えて事なきを得ました。

そしてまた、ここで笑っちゃうようなことが発覚。ファンが詰め込まれた
檻ですが、左端半分、あるいは前の方に陣取ったファンからは、音響装置
か何かのせいでステージ(階段)の上が見えません。
たちまち、見えない〜!のブーイング。私の位置からは、
デイヴィッドの顔だけが見えました。

一人一人にマイクを向けて何かしゃべらせてましたが、よく覚えてません。
歓声がデイヴィッドに対してだけ上がっていました。
その後、ヒュー・ジャックマンからのメッセージとかいうものが流れ
ましたが、これまた微妙でした。ヒューファンの私が言うのだから間違いない。

聖徳絵画館の建物をドラキュラ城に見立てる、とかいうことで、一度
キャストたちは階段を降り、日本の芸能人たちのもとへ戻ります。
ここで、監督がカウントダウンをするので、一般のファンも一緒にカウント
ダウンしてくださいね、と言われますが、もちろん皆やりません。
やっているのは熱心なファンたち数人だけ。レッドカーペットからの
距離、本当のファンの少なさ、ステージ上が見えないこと、などなどを
考えれば、当然の結果です。
そこではじまった「ドラキュラ城に見立てる」などという行為は、
17時頃、外から丸見えだったリハーサルそのままでした。
これまた芸術性のない、くだらない演出。ただ建物がライトアップされ、
炎が繰り返し上がるだけ。微妙な雰囲気で、拍手もぱらぱら。
31日は驚くほど大きな満月が架かった夜だったのですが、あの満月が
一番いい演出をしていたことは間違いありません。

終わったあと、キャスト一人一人にインタビューするのですが、
監督は「あまり映画のドラキュラ城と共通性はないね」、ウィルは
「炎が熱かったな」、女優たちは、
「ヴァンヘルシング、見てね」
あの〜皆さん、見事な切り返しです。あの演出には相応しい一言です。
デイヴィッドはもう少し遠慮して「よかったんじゃない」みたいに言ってた
かと思います。やさしいね、デイヴィッド。

そういうわけで、プレミアのレッドカーペットとやらは終わりました。
正直言って、普通の舞台挨拶の方がよかったです。少なくとも普通の
舞台挨拶なら、音響装置が邪魔で見れないことはないと思うから。

私たちは噂のテント上映に移りますが、私は「映画は札幌の
シネマフロンティアで見ようかな」と言い、Oさんも「鑑賞券あげるから、
そうしなよ」と言ってくれて(Oさんは既に別プレミアで見ている)、
帰ることになりました。
テントを覗いてから帰ることになりましたが、このテントがまたしょぼくて
スクリーンは100インチくらいかな。ディレクターズチェアみたいのが
300くらい並んでましたが、萎える光景だったのでやっぱり帰りました。

帰り際、外でイベンターの男性に苦情を言っている女性がふたりいました。
なんでも、プレミアのハガキが当たったので会場にきてみたら、「もう
満席なので入れません」と言われたとのこと。もしこれが本当なら
とんでもない話ですが、小耳に挟んだ情報なので正確なところはわかり
ません。しかし私は内心、「入れなくても全然いいような
イベントだったよ」と語りかけていました。
イベント開始前、「チケット譲ってください」のカードを持って立っている
方を5,6人見かけましたが、彼女たちが大金を払わず、諦めて帰った
ことを祈るばかりです。

とはいえ、8/31はこんな虚しい気持ちで幕を閉じたわけではありませんでした。
私とOさんは、指輪コンサートから帰ってくるKさんと食事をするため、
Kさんが宿泊しているホテルに戻りました。この時もまだプレミアによる
痛手を引き摺っていたのですが、ホテルの部屋がある45でエレベーターが
とまり、ドアが開いた瞬間の出来事↓


いきなりのデイヴィッド再登場に、我々はなすすべもありませんでした。
私たちの表情を見て、デイヴィッドの顔に柔らかく笑みが広がっていきました。
私は「握手をしてもらえますか?」と訊ね、無事握手してもらいました。
初日のリベンジとなったわけです。その後、写真は? と訊ねましたが、
これは「う〜ん……」と悩んだ後で、下で約束があるから…と
微妙な言い訳をされました(笑)。彼はずっと写真は断って
いたようです。
エレベーターに乗り込んだ後で、see you later,bye bye! と言って
くれたので、私たちもありがとう、とかバイバイ、とか言いながら
別れました。
翌日、私は札幌へ帰りました。私がホテルを出た直後、Kさんは
彼と遭遇したそうです(それは前日の日記に)。

最後に、記者会見で「ハム好きのKU」さんが撮影した素晴らしい写真
の数々をどうぞ。「ハム好きのKU」さん、ありがとう!
























コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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