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2004年08月17日(火) RotKとバンド・オブ・ブラザーズに泣く日

8/16、今日は終戦記念日、というのは嘘で、終戦記念日の翌日。
なんとかすれば終戦記念日にバンド・オブ・ブラザーズの最終回を
見れたのに、この最終回(8/15の終戦の日もシーンに含んでいる)
がとてもよかったためになんとなく機会を逸して残念。

私は百万年遅くなり見てしまったので、皆さんご存知でしょうが、
泣きました。一番堪え切れなかった瞬間はというと、捕虜になった
ドイツ兵たちに、「最後に部下に一言かけさせてくれ」とナチの
将校が言い、彼が部下に感動的なスピーチをするところ。
E中隊の主人公たちがそれを通訳を通して聞いていて、今まで死力を
尽くして戦ってきた敵兵の中に、自分たちと同じ兄弟愛、戦友同士の絆、
ヒューマニズムを見出すシーンです。うまい、と思った。自分たち同士で
「永遠に忘れない」だの「お前たちと戦えたことを誇りに思う」だの
ダイレクトに言わず、敵兵のスピーチを聞く一人一人の表情を
追うことでそれを表現するのです。

それから、ラストエピソードで、ウィンターズとニクソンのいい感じの
友情が完成体になったという感じがしました。個人的には、スピアーズの
出番がラストで一番多いなんて、おいしかったです。最後のスピアーズは
彼らしくて、本当によかったです。特に、グラントを撃った補充兵を殺さ
なかったシーンで、おっかない彼が、大切な場面ではちゃんと理性的だと
いうことが伝わってきて、くどくなく「悪い噂」を否定できていました。
ついでに、彼と衛生兵のロウが一緒にいるというサービスショットも。
ははは、ラッキーだ。とにかくスピアーズはカッコよかったなあ。


その後、RotKを見ました。通して見たのですが、早くも忘れているシーン
が多くて、号泣。公開された頃は、さまざまなスポイラーに影響を
受けたり、ファラミアファンとしての見方が先行したりと、本当には純粋な
気持ちで見れていなかったので、今回はのめり込むことができました。
エオウィンと、メリー&ピピンと、サム&フロドに、泣いた泣いた。それから、
セオデンにはぐいぐい引っ張られました。長い間、死んだも同然だった男が
甦ってもう一度生きるチャンスを与えられたにも関わらず、
誇りを持って死んでいくことを選ぶ姿がたまりませんでした。
とりわけ、ゴンドールの狼煙の知らせを聞きつけたときの、彼の一瞬の
苦痛、絶望。その直後にやってくる諦めと宥和の瞬間。
セオデン、脇役の神(笑)!

エオウィンにはTTTでも泣かされておりましたが、アラゴルンに一方的に
希望を見出そうとし、愛するもののために戦いたいと切望するけれども、
恐怖が幾度となく彼女の意思を挫こうとする。でもそのたびに勇気を奮い
起こして打ち勝つ姿が切ない。

劇場でも必ず涙せずにはいられなかったシーンといえば、アルウェンが
エルダリオンの幻を見るシーンです。今回もはらはらと泣いてしまいました。

でも、やっぱり一番咽んだのはサムの"But I can carry you! come on!"
とラストでした。冷静に見ると、全体を通せばもっと何とかできたのでは、と
思わないでもないシーンはたくさんありますが、でもやっぱり映画史に
名を刻む名作です。

指輪は、書きたいと思っていて描けなかった話がたくさんあります。
もう描けるかどうかわかりませんが、「永い夜の終わり」も、本当は
描きたいエピソードはいっぱいあったんですよね。むしろこれからだった
のになあ。ヘンネス・アンヌーンの部下たちとの出会いや、父とファラミア
の間に生じる亀裂など、多々ありました。
ファラミア自身の話は、今後も書いていきたいです。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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