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2003年03月07日(金) 海賊王子序章

やはりレゴファラなる珍妙なものは後回し。
海賊王子の、これから続きを読むところなのですが、
4が既に他のアーカイブサイトでアップされている
と知り、またそれがねっとり狩ハムだときいて
気絶しそうです……。情報くださったHさん、
ありがとうございました!


設定の概要はこうです。
19世紀を借りた異世界の海賊もの。ピストルとか出て
きます。
かつて、海賊に海の上で両親を殺されたオーランドは、
その時容姿の美しさに目をつけられて海賊の男たちの
慰み者とされる日々を送っていた。しかし海賊たちは
彼に飽きると売り飛ばしてしまった。
そんなオーランドを買ったのは別の海賊のカールだった。
カールはオーランドをベッドに引き入れながらも、
決して強制はしようとはせず、オーランドを一人の
人間として扱ってくれた。そうして、オーランドは
生来の頭のよさで海賊たちの間で頭角を現し、
ついにはオーリィ・ブルームの呼び名で知られる、
カールの冷酷な右腕にまで成長したのである。
一方でカールには、ある小国の王家の世継ぎとして
生まれたという過去があり、両親は大国の謀略
により殺害され、かろうじて生き延びた彼は海賊に
身を貶し、一族の仇討の時を虎視眈々と狙っていた。
カールはやがてthe revenge(復讐)と呼ばれる
海賊の親分にまでのし上がった。
そんなカールをオーリィは兄のように慕い、
彼のもとにこそ自分を見出した。一方でカールも
オーリィを心から慈しみながら、自分と海賊という
存在が美しい弟分の枷となっていることにも気がついて
いた。

物語のはじまりは、彼が遂に復讐を成就させる
という場面からである。
カールの両親を殺害するうえで大役を買った政治家
(この辺の英語表現は後で調べます)が乗った艦隊
の襲撃を実行に移すのである。
その艦艇の船長たる将軍こそが我らの(笑)ヴィゴ。
名門の出ながら42歳で未婚。最も理想の独身男性の
リストに数えられる、ハンサムで、逞しい男。
このへん小説の冒頭部分で、まだはまりきってなくて
読み流してたので後で訂正すると思います。
そんな彼に父が縁談を勧め続けるもヴィゴは拒み
続けていた。なぜなら父にもよく言っていることだが、
彼は男が好きだった。非社交的で、愛想がない皮肉
屋めいた一面を持つ彼だが、実際は無敵の名を欲しい侭
にする最も有能な指揮官のひとりである。
そんな彼の右腕となって、同じく最も有能とされる
参謀を務める男の名はもちろんデイヴ・ウェナム(姓
までは出てなかったかも)。ヴィゴと違い、彼は
人当たりがよく社交的だが、これまでに数々の戦略で
海賊たちを撃退、殲滅してきた謀略家。ワイルドな
魅力のヴィゴも、ウィットと口ではデイヴにかなわない
あたりが微笑ましいふたりだが、デイヴにとって、
ヴィゴは子供の頃からのヒーローだった。年齢差もあり
坊ちゃん風なデイヴと年上のヴィゴの一家は家族ぐるみ
で親しく、住居も近かった。ふたりとも海軍の上級将校
の父を持っている(出てこないけど、これはジョン・
ノーブルとハリー・シンクレアに演じてほしく)。
六歳の時、デイヴの両親は海辺の桟橋? あたりで彼の
誕生日パーティを催した。その時、友人らがふざけて
デイヴを海を突き落とした。ところがデイヴは泳げなかった。
この危機を見守る群衆の中から、飛び込んで救ったのが、
いつもは冷たい印象がありあまり好きではなかった
お兄さん、ヴィゴだった。
その日以来、ヴィゴは彼のヒーローになった。
命の恩人のためになんでもする。海軍の養成学校に入隊
したデイヴは主席で卒業。どこの艦隊の指揮官に入るか
選択する権利を与えられた時、彼はもちろんヴィゴの傍
を選んだのである。
カールの復讐の矛先は、実はデイヴの父に向けられていた。
彼の父こそが、小国を破滅に追いやった人物のひとりだった。

物語は艦艇でのパーティに潜入したオーリィが、人目を
引きながらもひとりで踊るヴィゴを発見するところから
はじまる。不覚にも見とれてしまったオーリィの視線に
ヴィゴは気がついていた……。

藻花を中心に物語は展開しますが、ラヴ&ヘイトな関係は
デイヴとカールにまで及びます。親の敵である男の一人息子、
しかもこれまで自分たちを苦しめてきた参謀のデイヴと
ワイルドだけど「人は殺しても、人から尊厳を奪う真似
だけは決してしない」という誇り高い海賊のキャプテン……。
カールはオーリィに対しては純粋で、弟分に目がない
あまーい兄分です。彼の幸せを願い、ヴィゴによってオーリィ
が幸せになることを願ったりします。一方頑ななのはオーリィ
で、命を救ってくれたカールへの義理とヴィゴへの愛の板ばさみ。
ヴィゴはオーリィにくびったけ。でも男らしい。冷笑家ながら
平々凡々と生きてきたゲイが、はじめて見つけた真実の愛(あらまー)
に振り回され、オーリィが敬愛するカールに嫉妬したりも…(恍惚)。
そんな愛憎劇を一歩離れて冷静に見つめ、海賊であるオーリィ
がヴィゴに惹かれていることすら利用して事態を打開しようと
するデイヴィッドがたまりません……死にそうなくらいいいです。
でも彼は内心、ヴィゴのためだと思ってます。そして、ヴィゴ
のためならマブい(だから死語だって)くせに
カールを誘惑=魂を売ることだって厭わないって
ところが〜(破綻)。カールはカールで、オーリィとヴィゴに
気を取られ(オーリィが自分以外のものになることを寂しく
思ったりも)てたんだけど、地味に誘惑をはじめるデイヴを
ベッドに連れ込みたくなり、でも俺は、どんな相手からだろうと
尊厳を奪ってセックスを強制したりはしない、と苛苛する葛藤を。
これは、オーリィが過去に性の奴隷にされたことを知ってるからです。
いいから、デイヴをしてやれよ、性の奴隷に。

ああもうなんてことでしょうか。本当に好きだわ、このはなしー。
4人が4人とももうすんごいいい味だしてて、かっこいい…。

では、これから私は続きを……。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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