あと少しでコンドミニアムを後にします。 昨日五回目の鑑賞を終えて、これを最後にあと 二ヶ月待つのか、と寂しい気持ちでおりました。 もうたいへんにTTTが好きなわけですが、 TTTにどっぷり浸かった後でFotRのことを 思い出すと、また全然違って味わい深いです。 原作でTTT以降を読んだ後で、FotRの場面を 思い出すと、とくにボロミアやメリピピの 元気なさま思い出すと「旅の仲間」っていうのに ジーンとくるようなものが、映画にもあるんですよね。 以降ネタバレなし、とありに分かれていますが、 ネタバレなし、にも原作のネタバレはあります。 カプやキャラの話で、まずメリピピのことでも。 <ネタバレなし> ふたりは原作通りファンゴルンで活躍するわけですが、 エントとのやりとりがたまらなく面白かったです。 とくに、TTTではメリーから先に事態の深刻さ、 自分たちに課せられた使命に気がついていくんですよね。 メリーはやっぱりいい男です。でもここで彼が ピピンに言う台詞が、ピピンにも事態の深刻さを わからせるんですよ。メリピピラインとしては とてもいいシーンだと思いました。 でも、原作通りむしろここで活躍するのはピピンという ところもよく出てた気がしました。メリーは考えて 解決策を見つけるけど、ピピンは天然で、本能的に 解決してる気がします。 エントの映像は凄かったです〜。ラストの彼らのシーン は想像するだけで鳥肌が立ちます。TTT以降は文字でしか 読んでないわけですが、そのイメージがどうしてこうも ハマる形で映像化できるのか不思議です。 <ネタバレあり> そして木の髭がふたりを捕まえて、森の奥へ 連れて行こうとするときに、ピピンが「あなたは どっちの味方?」ときくんですが、木の髭は 「わしはどっちの味方ということでもないホーイホイ、 なぜならば誰もわしらの味方でないからだ」みたいな ことを言います。そして、森の中からアイゼンガルド から煙が上がっているのを見ます。 木の髭が「ここ毎日、アイゼンガルドから煙が上がって いる」といい、サルマンはかつては森を愛したが、 今は鉄に心が支配されているといいます。 軍隊がローハン(ヘルム峡谷)へ進軍する姿を見て メリーは、エントたちに仲間を助けてくれるよう頼む んですが、エントは「わしらの戦争ではない」と いいます。 ここで、メリーの名場面。「でもあんたたちだって 関わってるんだぞ! あんたも!」 彼には、もうこの戦争が遠い国の出来事でないことが わかってるんですよね〜。ここでa part of warと言ってる と思ったんだけど5回目の時worldに聞こえて、今や 確認のしようがありません。 そして、エントが決議が下した決定だと頑固に譲らないと、 落胆したメリーにピピンが言います。 「たぶん、木の髭は正しいよ。これは僕らの出る幕じゃ ない。もうホビット庄に帰るべきだよ。素敵なことじゃないか」 するとメリーは言います。「アイゼンガルドの炎はどんどん 広がっていく。その火は世界に広まって、やがてホビット庄も 覆うんだ」 この時、ピピンはやっと理解するんですよ。そして彼はへんてこ な理屈で、西の森の境界まで連れていくからそこから家へ帰れ という木の髭に、南へ向かわせます。 メリー「正気か? 掴まるぞ?」といわれ、ピピンが 「いいや、大丈夫だ」という時のピピンの表情がいいです。 それと、最初にオークだと勘違いされて「違う! 俺たちはホビットだよ! ハーフリングだ! シャイヤ生まれの!」 というんですが、木の髭は「そうかもしれんし、そうじゃないかも しれん。おそらく、白い魔法使いが知っておろう」 といいます。ふたりは「サルマンだ」と震えるんですが、 地面に落とされて顔を上げた先にたつ白いローブは……。 ここは、原作をうまく補ってると思いました。 個人的には、アイゼンガルドでピクニックするふたりが 馳夫たちにガンダルフとの再会を話すシーンが好きなんですが、 この映画の展開だと、あのユーモラスなシーンは無理かも。 カプ的には、ふたりでぶらぶらする時間はけっこうあった 様子なのでいろいろ妄想の余地はありそうです。 三部でこのふたりが甲冑姿で戦うのを早くみたいです〜。 そして傷ついたメリーをピピンが抱きしめるシーンを。 次は短めに終わりそうな、ガンダルフあたりで(あっ)。 登場時間はそれほど多くないのですが、結局ほとんどの 見せ場を演出していたのはガンダルフだった気がします。 バルログとの壮絶な戦い、それに続くお色気シーン(嘘です) もいいんですが、三人とファンゴルンで出会うシーンは、 公開されていたトレイラーなどより三割り増しかっこよかった。 いろいろな外国のサイトなどでも言われてますが、 ガンダルフがアラゴルンにいろいろと言うシーンは大幅に カットされていました。たとえば「サウロンはそなたを 恐れておる」とか、二つの塔の説明。この説明がないと、 なぜ二部のタイトルが「ふたつの塔」なのかいまいち はっきりしないような気もしました。後に、ファラミアが 部下と地図を見ながら親切に説明してくれてはいるのですが。 原作でも飛陰のファンだったんですが、いや〜よかったです。 五回見ていずれもあのシーンには感銘を受けました。 そしてラストのシーンも素晴らしさは筆舌に尽くせません。 黎明の陽を受ける飛陰とガンダルフがかっこよすぎます。 というかたぶん観客はこのあたり3分くらい瞬きしてない と思う(笑)。コンタクトはやめた方がいいです(体験談)。 中間では、ハマに杖を渡せと言われて年寄りの歩く拠り所 を奪うのか、といい、ハマが渋々(たぶん薄々わかっていて) 引き下がると、馳夫にウィンクするガンダルフが笑いをとって ました。このときの馳夫の顔もいいんですが、その直後に レゴラスがガンダルフをエスコートするシーンは最高! セオデンとの対面、サルマンの妖術との戦いの後のシーン は思わず涙が滲みましたが、これはひとえにハマ、ギャムリング らのポジションと、セオデン役バーナード・ヒルの演技、 エオウィンの感動のおかげです。 <ネタバレ(けっこう大きい)> ラストシーンで、ガンダルフが「王は孤立しておられる」 といい、彼の後ろから現れたあるキャラが「王はひとりではない」 というシーンがめちゃくちゃかっこいいーー! このシーンは瞬きわすれて2分目くらいなですが(笑)、 映画史に残る名場面です。 三人と出会うシーンも想像より三割り増しよかったです。 ホビットたちのことを教えてくれるんですが、光の中にいる 魔法使いにアラゴルンが「何者だ」ときくと、 ガンダルフが姿を現します。 「使命を全うするために(まで)、再び戻ってきた」 この時、彼は灰色のガンダルフの頃の記憶がさだかではないん ですが、アラゴルンに名を呼ばれ、思い出します。 今は白のガンダルフじゃといった後に挿入されるレゴラスの 表情がrocks! オーリィベストショットその1。 トレイラーなどでも使われるtime of the tideという 台詞シーンもよかったです。 サルガンはほとんど(解釈によっては全然)ないです。 もうガンダルフが強くなったので、ガンサルかもしれない ですね。やっぱり復讐のため、三部ではサルマンを20回転 くらいさせるんだろうか(笑)。 考えてみると、ガンダルフにとっては忌まわしいオルサンク に戻ることなんですよね。ミナスティリスもですが、 一部の最初に平気で往来してたのがおもしろいです。 また、メリピピ、ガンダルフともに思い出したら書こう と思います〜。すでに自分の記録のためだな。 次はとうとう核心であるサムフかアルアラのことでも。 今日はこっちは24日のクリスマスです。 一日遅いでしょうが、皆さん、メリークリスマス!
|