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2002年04月20日(土) LotR-小説のような長さのレビュー

かなり今更で恥ずかしいくらいなのですが、み、見ました、
「ロード・オブ・ザ・リング」! 帰ってくるなりネット
巡りまくり、オフィシャルサイトからスクリーンセイバー
や壁紙を下ろしまくり、一般、オタク含めサイトもかなり
めぐりました。slashはまだ見ていない、というか、LotR
では個人的にやおい萌えはあまりなかったかなあ。
アラゴルン/ボロミアなんかはやっぱりいいんですが、荒俣宏
のいうようにこの9人を友情にとどめておきたいとかいう
やおらーとしてあるまじき薄情な背信感情に満ちてる私
です(それが普通だろ…)。いや、むしろそれがやおい萌?
「指輪物語」は読んだことがないんですよ。2年前に遂に
映画になる、と知って、ちょうど英国に行ったので今回の
the fellowship of the ring を買ってきてたんですが、
案の定読んでなくて、これから読もうと思います。

LotRを見ていて不思議だったのが、
この物語を発端にD&D含むファンタジーが開花してくわけで
すが、ああ、エルフとドワーフが仲が悪いというのは指輪で既に
作られたことだったんだとか色々発見がありました。でも、
そのイメージを元にして後世作られていった魔法使いの
イメージ(トンガリ帽子に杖など)やエルフ、ホビット、
ドワーフなどのイメージが、指輪制作の時点で回帰してる
というか、それは指輪をもとにして作られたイメージだし当然
なんだけど、こんなにしっくりくるのが不思議という感覚。
終わりがはじまりではじまりが終わりという具合に思いました。

ヒロインは、「エリザベス」を見て以来ぞっこんのケイト・ブラ
ンシェットのエルフの女王役がよかったです。リブ・タイラー役
のアルウェンはこれからといったところですね。

これの勝因は芸術性にあるように思いました。同じSFXを
駆使したSW TPMを見た時満足できなかった何か、それがこの
映画で判明しました。同じ壮大
な風景を見せるにしても、TPMは主体性を感じられなくて、LofR
は大鷲を飛ばせたり主人公たちが大雪原を身ひとつで渡る姿が
もたらす脅威とか、黒の乗り手(ナズグル)の黒馬の嘶きの
恐ろしさとかを情報の中にちゃんと盛り込んでるんですよね。
大学で映像の勉強をした時に「映画は絵画じゃないからシーン
の芸術性になんてこだわってられない」と教授が言ってたけど
やっぱり違うよなーと改めて思いました。一流の人にはそれが
できるんです!この映画は怖いですよね。最初なんかすごく怖い。
音響とかも凄くいい〜サントラも絶対に買うわー。

来週の土曜日また見に行く確約を友人に取り付けました。
今回は新聞開いて10時から上映、というのを見てその時9時。
今日はなにもないし行こうと一念発起して一人で行きました。
そして今日も、行くかもしれない……(爆)。


最後に荒俣宏氏の一節を……(ジーン)。


あらためてわかった……トールキンの「指輪物語」の
主題が「兄弟の友情」にあったのか、と。闇の力に
抗して世界を護るのは、ふつうなら”愛”だ。けれども愛は
独占欲が強くて、結局は魔法の呪縛に近い。(中略)
けれど友情は違う。友情は輪を作る。この人を友とし、ある人を
友とするという団結が成立する。「ロード・オブ・ザ・リング」は静かで
切ない友情を描きつづけた。






コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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