|
のりすけの日記 DiaryINDEX|past|will
16歳のわたしはひたすら逃げていた。安楽がない。公安からマークされ、自宅はFBIに包囲されている。わたしは少し気が狂っている。わたしは何故か捕まらない。追いかけられ銃を発砲されるが命中しないので傷を負わない。わたしは逃げることに疲れ、「いい加減殺してくれないだろうか?」と考える。しかし、わたしにとって彼らがあまりに脅威的に感じられるので、逃亡を続けてしまう。わたしに近づいてくる人たちはわたしの命を狙っている。わたしより更におかしい人が良心でぽっくり死ねる薬をどこからか調達してきてくれるという。わたしは彼を待っていたが、彼は戻らず仕舞い。わたしは逃げ続ける。わたしはどんどん狂っていく。自分は死ぬだろう、そう思っていた。しかし、16歳のわたしはなんとか死なずに済んだ。
|