| 2006年11月10日(金) |
コードギアス 第6話 奪われた仮面 |
11月10日午前3時15分。 何を思ったのかノッソリと起き出す私。 そーっとそーっと階段を下りて下に行き、リビングの電気をつけ、テレビの電源を入れつつ音量を小さめに設定。 目的はと言うと、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の本放送を見るため、でした(爆)
だ、だって! 今回の第6話はスザクがルルーシュのクラスに転入してきてすぐの話だったから! どーしても、どーしても!! 本放送で見たかったんだもんっっ。 ただそんな時間にピンポイントで起きる事をあまりやった事がなかったので、ひとまず早めに寝た方が良いだろうと22:00には布団に入り就寝(早ッ) 二度寝の可能性を考えて携帯のアラームは2:30にセット。 ……確かに目が覚めたのはドンピシャ2:30でした。でしたが。何故か次に目が覚めたら3:15だったんですよね〜〜(遠い目) 新聞のTV欄で確認した限りでは放送時間は3:00となってしまいましたので、当然慌てました。 「ぎゃぁぁっっ。もう15分も過ぎてる―――っっ!!」と。 でも実際にテレビをつけてみたら、OPが流れてる。 「何故…?」と一瞬疑問に思いましたが、一先ず最初から見れる事は分かったので、ホッとしました。 どうやら前の番組が延長してたみたいですね。何の番組だったのかは知らないけど。
さて、本編ですが。
スザク……。教室内外は針のムシロだね………。 名誉ブリタニア人って言ってもイレブンには違いないわけだし、何より一時とは言え、クロヴィス暗殺の容疑者でしかも処刑されるところだったわけだから、周りの反応は至極当然と言えば当然なのでしょうけど。 本人も何でもない態度とってるけど、結構キツイと思うよ? あれは。 しかし、シャーリーはナイスですね! 「実際に話してみなくちゃ分からないじゃない!」って、まさしくその通りですが、周囲の状況を見る限りでは有り得ない選択肢です。格好良いなぁ、シャーリー。ホントに「行動力ありすぎ」(笑)
そして、何か行動を起こすんじゃないかな〜と思っていたルルーシュが動きました! 教室を出る際にスザクと自分にしか解らないサインを送ります。 襟元を触るという自然に見えて不自然な動作に、見ていた私も間違いなくスザクへの何らかの合図だろうと確信。ついで『屋根裏部屋で話そう』という子供の頃の合図だった事が判明。そっか〜〜。子供の頃はそうやって二人だけで遊んでたんだね。
屋根裏部屋で。二人っきりで。
何してたんだろーね(含笑) (←二人とも当時はまだお子様!) ま、それは後日追求する事にして(えっ?)
屋上で親しげに話をする二人はまるで当然のようにルルーシュの暮らす場所へ。 大切な妹であるナナリーに「プレゼントだよ」と言ってスザクを紹介するルルーシュ。 人差し指を口元にあてて「黙ってて」と合図する彼は大変可愛らしかったです。 うっわ! 何この仕草!? この人ってホント日常生活で可愛い仕草&表情するなぁ……。 しかもスザクとの軽口の応酬がまた良い。
ル:「お前は(昔に比べて)大人しくなったな」 ス:「君は(昔に比べて)がさつになった」 ル:「はいはい(笑)」
更に時間を早回しすると、今度は学園の螺旋階段で。
ス:「上か……」 ル:「待て、スザク。お前は帰れ!」 ス:「でも会長さんが捕まえろって……」 ル:「いいから帰れ! 猫は俺が……」 ス:「身体を動かすのは僕の方が得意だよ。前に小鳥が逃げた時だって……」 ル:「古い話を持ち出すな!」 ス:「たった七年前だよ」 ル:「えぇい! ったく、相変わらずの体力バカ……ッッ!!」
お、幼馴染の会話してる―――っっ(喜) おおぉぉ。幼馴染だ。確かにこの二人は幼馴染だったよ、ママン!! キラアスなんかとは違ったよ、パパン!! あ〜〜、良かったぁ(心底安堵)
しかも互いの事をしっかり思いやっている。
スザクの事を友達だと認識し、だからこそ学園内でも昔と変わらず接したいと願うルルーシュに対し、スザクはそれを拒否する。そうされる事がイヤだからではなく、ただひたすらルルーシュの立場を思っての事。彼が本当はブリタニア帝国の皇族である事が世間にばれないようにする為。 生粋のブリタニア人であるルルーシュとイレブンである自分が幼馴染である。本当だったら立場の違う二人に接点ができるはずもないからね。ましてや現在のルルーシュがどういったプロフィールで学園にいるのかも解らないし……。好奇心旺盛な誰かがそれを探らないとも限らない。だから学園内で親しげにしない方が良いと。 くぅぅ!!(><) これよ! こういうのを求めていたのよ。私はキラアスにも!! ビバ幼馴染! 万歳!(←既に何が言いたいの解らなくなっている)
さて、今回の笑いどころはどこかと言うと、ゼロの仮面を猫に(プッ)奪われたルルーシュのらしくない素っ頓狂な声と、仮面を目撃してしまった女生徒二人に思わずギアスを使ってしまう彼の焦りようと、植木に突っ込んでしまう所でしょうか。 特に植木に突っ込んだ(つーか、こけて倒れ込んだ?)時は思わず本気で笑いました。ま、間抜けだ……。格好悪い…でも可愛い……。相反する感情に悩みましたが、総じて可愛いということで納得してください。あと螺旋階段でスザクと競争している最中、息切れしている所。ついでに悪態つく彼がまた可愛いではありませんかv
ミレイ会長の『何でもかんでもお祭り騒ぎ』にしてしまう性格にも拍手を送りたい。 大切なモノを奪っていった猫を必死の形相で追いかけていった(らしい)ルルーシュ。その『大切なモノ』を彼よりも一足早く手に入れる為に、彼女は校内放送で呼びかけた。
曰く。
「猫を捕まえた者にはクラブの予算増額と生徒会メンバーからのキス」
「クラブの予算増額」はともかくとして、「生徒会メンバーからのキス」
「生徒会メンバーからのキス」 (しつこい)
「よっしゃ、やってやろうじゃんか――っっ!!」と俄かに沸き立つ学園内。これはもう仕方のないことです。私だって「やったるで――っっ」と握り拳作りましたもん。無理なのに(笑) いや、でも実際にこの学園に在籍していてこの放送を直に聞いてたら、他の何を置いてもやる気になったでしょうね。キスの為に。ええ、キスの為に!! 当然相手はルルーシュ希望! ルルーシュっっ!! (分かったから落ち着け)
そういえば、この間の学生達の反応の中で、ナイス!と思った子が一人。異性の名を上げる中でたった一人だけ同性の名を上げた彼女! 「ミレイ会長が良い」って……。そんな、「カミングアウトされても」(笑) いや、とってもとっても楽しくてOKですけどね! 私は! ……因みに同様の状態で誰か「ルルーシュが…」ってポツリと呟く男子がいないかと思ったんですが、流石にそれは無理でした。む〜〜、残念。
あ、いや、でもたった一人だけ絶対にそう思ったヤツがいたわね(断定)。その名もズバリ、枢木スザク。「会長さんが〜〜」とか何とか言ってたけど、実際にはルルーシュの為に走っていたに違いない。
因みに、普通ならここは「ルルーシュとキスするチャンス!」と思うところですが、むしろスザクの場合、「ルルーシュの唇を僕以外の人間に奪われてたまるか!」だと。この場合、既にキスは何度か経験済みという事になります。ハイ。
一方のルルーシュはといえば、仮面の事で頭が一杯で他は何も考えられない様子。自分の唇が商品になっているとも知らず(←だって、『キス』ってトコに突っ込まなかったもん、彼)、学園内を駆け回ります。 いや、むしろ『キス』について突っ込まなかったのは、こうして放送で公言されたからにはスザクが動き出すだろうと予想をしていたからだと思われます。そりゃ、彼氏が動いてくれるんであれば(しかも間違いなく超人的な嗅覚で(愛しいルルの為に)猫を探し出してくれるはず)、キスについてアレコレと悩む必要はありません。問題は先日間近でゼロの仮面を見てしまっている彼にばれないようにしなくてはならない、という事。その為だけに、彼はたとえスザクが(キスについては)有力候補だとしても頑張るわけです。
さて、屋根から滑り落ちそうになるルルーシュをスザクが助けたり、ルルーシュに皆の前で「友達です」と言わせたりと、スザルル要素をちょこちょこ見せつつも、一先ずこの騒動は一件落着するわけです。 因みに一番の問題だったゼロの仮面は、猫が屋根の突起のところに引っ掛けてくれたお陰で、誰にも見つかる事なくルルーシュが回収したのであります。
補足:商品だった「生徒会メンバーからのキス」についてですが、今回捕まえたのがスザクと(ある意味)ルルーシュの二人だった事から、ナナリー嬢から二人への頬チュウでございました。何とも微笑ましい限りでございます。
とりあえず。 二人が同じフレーム内にいてくれて名前を呼び合ってくれて微笑みあってくれれば、それだけでスザルル好きーの私は大満足なのでありました。 これからこういった場面が何度となく目撃できるのね〜と思うと、今から幸せでございます。
ご馳走様でしたv
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