……を漸く見てきました。 宣伝やってる時からずっと気になっていたんですよね。 冒険ファンタジーものとでも言うんでしょうか? そういう雰囲気がぷんぷんしていたので、それ系が大好きな私はチェックせずにはいられなかった。 前売り券まで買って、行く気満々だったのに、何故か行くと出鼻をくじかれる。 上映時間を見誤っていたり、既に満席で次の回まで2〜3時間近く間がある上に終わるのが21時近くとか。 そんなこんなで中々見に行けなかったんですが、業を煮やして昨日行ってきました。 仕事終わって(つーか、終わらせて)からダッシュで映画館へ。 お陰さまで何とか見れました〜〜vv
何と言うか……。 確かに当初の予想通り、冒険ファンタジーものでした。 主人公の少年の精神的な成長とともに描かれる。 けど、主人公の年齢(小学生)の割には結構シビアな内容だった気が……。 突きつけられる問題が、って事ですけど。 自分の望み(かなり切実)を叶える為に他者を虐げる事は構わないのか、みたいな?(『みたいな?』って、アンタ……) 丁度彼と対極に位置する場所に置かれた少年が、それを認めるような行動を取ってるんですよね。 自分の望みの為に、森を一つ焼き払い、人も獣も関係なく其の命を奪った。 騙したり、傷つけたり。 一方で、主人公は自分の望みを叶えたいと思いつつ、彼のようには行動しない。 まぁ…そうするだけの能力が備わっていなかったってのもあると思いますが、心の問題でしょうね。 一緒に旅をしてくれる仲間を大切に思い、知り合った人々や町や、そういったものを心の中に入れていく。大切に思っていく。 物質的に誰かを傷つけると言う事を全く考えていない。 うん。見事に対照的な二人ですね。
生と死を間近に見ていますね。 もう一人の少年は過去の中に、そして現在に。 主人公は現在の中に。 主人公は『もう一人の少年』の死を其の腕の中で実感しますから。 あれって、相当なトラウマですよねぇ。
とまぁ、真面目な話はここまでにして。 腐女子思考、行きます!!
お気に入りはやはりミツルですね。 ウエンツが声を当てていますが、それはこの際横においておいて、あの見た目と性格に惚れました。 (因みに、主人公と対照的な場所にいるのがこの子です) 元々、宣伝でチラリと見たときから気になってはいたんですが、映画を見て更に好きになりました。 良いね。綺麗で可愛くて格好良い子は。 特に魔法を使うシーンが大好きさv 更に言うなら、宣伝で見た時から彼は受けだと感じていた私。 イチオシCPはワタル×ミツルです。 どうやらまた逆王道……。 だって、映像見たら彼はどうしたって受けですよ、受け!! いや、確かにワタルも可愛いけどさぁ。あんまりああいう子を受けにしたいとは思わない人なんで。 むしろミツルみたいに冷静かつ大人びた雰囲気を漂わせ信念が強い分脆そうな子の方が受けに見える。 た・だ。 映画ってまだ二人とも『小学生』なんだよね……(遠い目) だから仮に妄想するとしても、小学生時代は凄い事まではできない。 可愛らしく頬にキスくらい? いや、今時の子なら唇に軽いキスくらいなら有り得るのか?? ま、まぁともかく、本格的にやれるのはせいぜい中学生に入ってからかなぁ……。 うん。良識ある大人としては。(←そもそも良識ある大人は最初からそんな事は考えない)
とりあえず、もう一度映画を見に行ってから原作に挑戦したいと思います。 聞いた話だと原作の二人は中学生だとか? 当然ながら話も映画とは若干違っているらしいですし、楽しみです。 ただ、映画のあのシビアさからすると原作も相当……。
それにしても、最近のアニメ映画(ジブリ筆頭)は何で本職の方達ではなく俳優を起用するんでしょうね? 非常に微妙な演技をされる方もいるので、正直どうにかならないものかという感じ。 タレントにとっては新境地を求めての挑戦という部分もあるのかもしれませんが、どちらかと言うと企業側の「売ろう」という意図が強く見えてどうにもこうにも。 だって、明らかに話題性としての起用ですよねぇ……。 今回は脇役の中に『石田彰』の名前を見つけ、またその役柄を見て「うそっ!?」と叫んでしまいました。 残念ながら、私が一瞬で見つけたのは彼の名前だけだったんですが、他にもベテランの声優さんとかが脇役でいたらしいですね。 なんだか物凄く勿体ないキャスティングをしている気がして仕方がありません。 因みに、石田彰の名前を見つけた時、「だったら、ミツル役をこの人がやればよかったんじゃ……?」とも思ってしまったんですが、それは私の胸の内にだけ秘めておきましょう。(←いや、全然秘めていないから) しかし、この風潮は本当にどうにかならないものですかね。
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