独り言

2003年01月15日(水) 散文?いやさ、独白?

彼等は自由になりたがっていた

目の前の絶望から、悲しみから、怒りから

解放されたがっていた



けれど

私がさせなかった



『私』を見つけてくれた彼等を失うなど耐えられなかったから

羽ばたこうとする翼をもぎ取り、地に墜とした

私の『心』を武器に、縛り付けた

私の傍らに




永遠を共にするために





彼等が孤独を望みながら、拒んでいる事を知っていたから

この世からの解放を望みながら、最期の願いを叶えたがっている事を知っていたから

私は迷っていた全てを受け入れた

永遠という苦しみも、人間(ヒト)ではない身も

彼等の傍らに在れるように




永遠を共にするために




けれど

今考えると、縛り付けられたのはどちらだったのか



私が彼等を捕らえたのか

彼等が私を捕らえたのか





先に罠を仕掛けた狩人は、誰だった?


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愛羅