だらだら日記

2017年05月11日(木) スピーシーズドメイン44話感想その2

45話がもう発売しちまう(こっちではしてる……)って恐ろしい時期ですが、ようやっと44話感想その2。ニコニコ静画で27話も公開されたんでよけいに今更感ある。
44話で特にいいなーと思ったシーンその1が、100メートル走の紅川。……の後の足震えてる場面。いやそりゃもう、先頭切ってビッグマウスを実践してみせるところなんか、さすがのアドリブ力ですよ。競技決めの43話やこれまでの話を読んでる読者からすると、パフォーマンス枠じゃなく実力を買われての人選だと分かるから一位の結果も納得ですよ。そんなわりといつも通りにかっこいい紅川が、一瞬にして「可愛いな!」に変わったのが例の足震えコマ。
和泉は「長渡弄りとか流石狙い目分かってんな!!」と言ってて、実際パフォーマンスの一環になっちゃってるけど、海回で長渡さんが自分のこと好きなのか気にしてた紅川のこと考えると、弄りというよりガチ告白に近かったのでは……と思えてくるんですよね。ちょいちょい木下さん経由だったり長渡さん本人の反応だったりといったものから、長渡さんはやっぱり紅川のこと好きなんだろうと思わせるものの、海後の二人に特に進展があったかは読者的には分からないまま。なので、紅川にとっても「好きなのかな?」で止まっていて本当のことろはどうか分からなく、告白めいた気障台詞を言ってもいい反応してくれる保障はない状態で体育祭まで来てたんじゃないかな、という印象になる。
紅川の性格からして、好きでもない相手にああいう公開告白をするとも思えないんで(それこそ弄りになってしまう)、「自分のこと好きなのかな?」から「自分は好きだな」に気持ちが変わっていて、涼しい顔してやってのけたようで内心ドッキドキだったんかなーって感じが、あの足の震えから想像されてなんか好きなんです。公開プロポーズって実際のところ状況と人を選ぶと思うのでリアルだと否定派なとこあるんだけど、気障な台詞よりなにより、緊張っぷりが良かった。その辺、海で何があったか知らない日佐戸&和泉には分かってないんだろうなーって感じも好きです。
がしかし、長渡さんに好きだとしっかり伝えたわけでも付き合ってくださいと言ったわけでもないわけで、長渡さんからするとほんとにパフォーマンスの一環でしかない?と悩んじゃったりするのかも。土和さんと田中以上に進みにくい状況になっちゃってそうな(笑)。「かっこつけすぎる」という台詞が実際のところ「かっこよすぎる」の長渡語なとことか、一番が似合うと言われた後の表情とか、長渡さんの可愛いとこをいっぱい楽しめたので、ちょいちょい紅川×長渡さんの進行状況も知りたいところ……。

44話で特にいいなーと思ったシーンその2で、いちばん好きなコマが、大機の「今日の見せ場はここじゃない」の場面。発明品の使用を封じられて二位の結果に収まった大機だけど、実際のところ勝とうと思えば勝てた気がするんですよね、大機だし……。風森さんと参加するリレーこそ一番の見せ場だと思っていて、そっちでは驚異の走りを見せるんだよなあ。可愛い。
あと、これは43話の感想でも書こうと思っていたことだけど、大機が「風森さんは勝つ」と信じ切っている場合の風森さんの勝率ってどんなもんなんでしょうね。弓矢の時は二回とも風森さんが的に当てることが出来る(一回目は無意識だったとはいえ)と信じていて、実際にあの結果だったわけですが、走りは他の物理要素が無ではないとはいえ関わりにくそうだから、大機の能力の範囲が気になるところ。

田中&土和組も当然のように可愛かったです。
二人三脚は同性ペアのようだし、ロミジュリは魅重義&羽井の見せ場っぽいし、体育祭で田中&土和のセットでの活躍は見れないのかなと思っていたら、まさかのまさかで障害物競走もペア競技。阿吽の呼吸っぷりが可愛いなあ。

蛍樹さんは二年になったら放送委員になればいいんじゃないでしょうか。田中と一緒に実況・解説したらめっちゃ楽しそう。

魅重義&羽井組の感想は、45話読んじゃった後だとめっちゃ書きにくかったので45話感想でまとめて書こうと思います……。


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